暁 〜小説投稿サイト〜
インタビュー・ウィズ・キラー 慈愛なる殺人鬼の告白
第3話 後半戦-3

[8]前話 [2]次話
「そこから……3年間、育てたんですね」

「そう。テツオと姉さん……そしてドラもいれてね」

「俺は?」

「あんたはただの運転手でしょうが」


「……」

「代わりに謝る、ゴメン」

「心配するな…慣れた」


「初めて……生き甲斐を得た。そして」

「あの子たちの笑顔に私は救われたの……なのに」

「なのに…なんで…なんで」


俯いて声を震わせていた。

今日、初めてみる彼女の弱々しい姿。

本当に……愛してたんだ姉妹を。


「だから離れる時に」

「御守りを渡したの」

「御守りを?」


「中に……GPSを仕込んだ御守りを2人に渡したの」


そんなに心配だったんだ。

てか……GPSって。


[8]前話 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ