第130話(4章終了)
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見つめ、苦笑しながらティアに指摘するガイに指摘したジェイドとアニスはそれぞれ意味ありげな笑みを浮かべてルークとティアを見つめ、ナタリアは呆れた表情でアニスに指摘した。
「「!!??」」
エステル達のからかいの言葉によってようやく自分達の状況を思い出した二人は同時に離れ
「そ、その……ごめんなさい……いきなり抱きついて驚かせてしまって………」
「あー………べ、別に気にしなくていいって……まあ、確かにいろんな意味で驚いたけど………」
真っ赤にした顔を俯かせて謝罪するティアに対してルークも顔を赤らめてティアから視線を外した状態で答えた後小声で呟いた。
「あはは、二人とも、顔を真っ赤にしていて微笑ましいわね♪…………って………あ。」
二人の様子を微笑ましそうに見ていたエステルはケビンとリースに気付いた。
「はは………久しぶりやね。」
エステルに視線を向けられたケビンは何かを耐えるような様子で笑顔を無理やり浮かべた。
「ケビンさん………!?それに………えっと、そちらのヒトは?」
「………星杯騎士団の従騎士、リース・アルジェントと申します。エステルさんの噂はケビンや皆さんからかねがね。」
「あ、そうなんだ…………うん、どうも初めまして。」
「しかしまあ………さすがエステルちゃんやな………君がおるだけで………場が一気に明るくなったわ………」
リースとエステルが互いの自己紹介を終えると、ケビンは感心した様子でエステルを見つめていた。
「そ、そういうもの?………って………ケビンさん、どうしたの?なんか顔色が悪いんだけど…………」
「え………」
エステルの言葉を聞いたリースが驚いてケビンを見つめたその時
「くっ………」
ケビンは呻いた後、地面に膝をついた!
「!?ケビン!?」
「すまんリース………さっきの話はまた今度や…………」
血相を変えて自分を心配するリースにケビンは方石を手渡した。
「え…………」
「しばらく…………お前に任せる…………今はとにかく…………先に進んで…………」
そしてケビンは地面に倒れて意識を失った!
「ケビン………!?」
「ケ、ケビンさん!?」
「くっ………さっきのあれの反動か!?」
「え、え………ホント何がどうなっているの!?」
「………ケビン………!ケビン………しっかりして…………!」
突然の出来事に仲間達が困惑したり驚いたりしている中、リースは必死にケビンの名を何度も呼んだが、ケビンは何も返さず地面に倒れたままだった。
その後リースは仲間達の手を借りてケビンの介抱を始め、エステルとルークには仲間達が現在の状況を説明し始め
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