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インタビュー・ウィズ・キラー 慈愛なる殺人鬼の告白
第3話 後半戦-1
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「痛っ??ごめんなさい??ごめんなさい??」
「ちっ…ホント、母親似て…」
「おい」
「あっ?」
この時ばかりは自分の異常発達した五感や記憶機能に感謝したわ。
ぶっちゃけ、この時はまだ『力』を完全に制御できてなかったけど
本能的に子供が『虐待』されてることを察してマンションに侵入、そしてドアを蹴破り成金ゴリラを発見。
成金ゴリラにまず”パッチギ”をくらわせ
脳を揺らしたら次は掌底を喉仏に打ち込んで押し倒す。
そのまま、マウントポジション取って前歯上下をへし折り殴り殺してやろうとしたら
「やめて??」
サキが痣だらけの顔で弱々しく私の右腕を掴んだの。
そしたら…うまく言えないだけど…
サキと近くに縮こまっていたミヤを抱きかかえて
マンションから出た。
なんていうか……生まれてこの方
抱いたことの無い『母性愛』が湧き上がったの。
だから、2人を連れて70年代型 グラン・トリノに乗せて病院に連れて行ったの。
ちなみにこの時、フジコはまだ入院中よ。
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