北方作戦
第9話 北方作戦の序章
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早速話を本題に移し、神風と春風は喜び、あきつ丸に自慢の種を植えつけて自信を持たせた。それ以外に、練習巡の香取と鹿島を呼んだのは、遠征に出してない以外にあった。それはアイオワの事だった。長門達にも任せてはいる。けれど保険をかけておきたいから、香取と鹿島にも協力を兼ねて艦隊に入って欲しいのが最大の理由。それを説明して2人は承認、これで決まった。
座蒲郎「それじゃあ、頼むよみんな!」
『了解!』
みんなに期待し、その場で解散させた。
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座蒲郎「……っと言った感じかな?」
陸奥「でも……も良いと思うけど……」
それから執務室。秘書艦の長門にはアイオワの指導で出払っているから、補助の陸奥と作戦立案を行っていた。
そこへ……
大淀「提督、大本営から手紙です」
座蒲郎「ん?どうも……」
大本営からの手紙が届いた。
今度はなんだ?
内容を見てみると……
“君に大仕事を頼みたいから、至急大本営に来てくれ。
無論、艦娘の同伴を許可する。”
っとあった。
陸奥「この時期に大仕事なんて何かしら?」
座蒲郎「行って見なきゃ分からんよ。陸奥、今回は君が随伴してくれ」
陸奥「分かったわ」
座蒲郎「大淀、悪いが留守とアイオワの歓迎会の準備を頼む」
大淀「畏まりました」
何があったのか分からないが、命令である以上は仕方が無い。
前回とは違い陸奥を連れ、大淀に留守とアイオワの歓迎会準備を任せて大本営へと向かった。
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大本営に到着し、以前と同様に警備の兵士に案内されて海軍部の会議室に着いた。
ドアをノックして中に入ると、そこには以前も会った海軍大臣と参謀総長,そして連合艦隊司令長官。そして陸軍の軍服を来た男性が一人いた。
海相「見て分かるとは思うが、今回君を呼んだのは、そっちの陸軍少将の事だ」
陸軍少将「沢小路提督、我が戦友を救えるのはあなたしかおりません。どうか、あなたの力を貸して頂きませんか?」
座蒲郎「別に構いませんが、まずは状況を話して頂けませんか?」
陸軍少将「分かりました。実は……」
海相からの紹介で陸軍少将は俺に“戦友を救って欲しい。”と頼み、状況を話して欲しいと頼むと陸軍少将は答えてくれた。
何でも彼は北方海域にある島、キスカ島の守備隊の参謀で、1時はキスカ島から撤退していたが、かなり前に俺が北方海域を解放してから再び島に戻ったらしい。
けれど俺が北方海域を放置している間に、キスカ島の隣接するアムチトカ島に深海棲艦が飛行場を建設して、更に連中の艦隊が周囲に沸き出たらしく、キスカ島は今孤立しているらしい。海軍上層部も撤退に尽力したそうだけ
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