第128話
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アニスちゃんを目の前にアニスちゃんの成長が未熟って言った上更にアニスちゃんより自分の方が可愛いなんてそんな調子に乗った発言をするなんて………月夜ばかりと思うなよ。」
レンの説明を聞いたケビン達が冷や汗をかいて表情を引き攣らせている中アガットはレンを睨み、笑顔を浮かべて呟いたアニスは一瞬”本性”をさらけ出してレンを睨み、それを見たケビン達は再び冷や汗をかいて表情を引き攣らせた。
「うふふ、もしお兄様に相応しいお相手が現れなかったら将来大人のレディへと成長したレンが”既成事実”を作ってお兄様のお相手になろうと思っていたけど、ティアお姉さんみたいなレンより遥かにとっても素敵なレディがお兄様のお相手になってくれるのだったら安心してルークお兄様の事を任せられるわ。ルークお兄様の事、よろしくね、ティアお姉さん―――いえ、ティアお姉様♪」
「〜〜〜〜〜〜〜〜っ!!??」
「そんな事を考えていたんだ、レンちゃん………」
「幾らなんでもマセ過ぎだぞ……」
「というかそれって、本人からしたら”余計なお世話”だよね?」
「しかも”既成事実を作る”って、あんた、大人になったらルークに一体何をするつもりだったのよ……」
(よかったな、ルーク……ティアがいてくれたお陰でお前の貞操は守られた上”ロリコン”の烙印を押されなくて済んだぞ……!)
笑顔を浮かべたレンにウインクをされたティアは顔を真っ赤にし、ティータとジン、ジョゼットとシェラザードは呆れた表情で呟き、ガイは心の中で安堵の溜息を吐き
「いやはや、恋を自覚したエステル君を思い出すくらいの初々しさだね。フフ、ただでさえ素晴らしい色気がより鮮明に出てきたよ♪」
「というか当時の彼女はここまで育っていませんでしたからもしかすれば彼への想いによって更に成長したのかもしれませんねぇ?」
オリビエは酔いしれた表情でティアを見つめ、ジェイドはからかいの表情でティアを見つめた。
「ふざけた事を言わないで!それと中将も何の根拠もない事を言って、周りの人達に私の事を誤解させるような事を言わないでください!」
「いい加減にしろ、このお調子者が……!それと中将閣下もそのタワケの調子に合わせないでください……!」
二人の言葉を聞いたティアは反論し、ミュラー少佐は顔に青筋を立てて二人を睨んだ。
「おやおや……ただの雑談で佐官クラスが階級が遥かに上の将軍クラスの私に意見をするとは中々肝が座った方ですねぇ?」
「ふふっ、堅物のミュラーに自分より階級が上の軍人にそんな態度を取らせるなんて、さすがはボクと同じ声の持ち主だよ♪」
「いえいえ、貴方程でもありませんよ。」
(どっちもどっちですよ……)
「………………」
「しょ、少
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