第128話
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タは疲れた表情をし、アガットはレンを睨み、シェラザードは呆れた表情でレンを見つめ
「何を言っているんですか!?そこがレンちゃんの可愛い所でもあるんですから!ね、ティアさん♪」
「ええっ!?な、何でそこで私に振るのよ!?た、確かに彼女も可愛いけど………」
真剣な表情で声をあげたアネラスに話を振られたティアは驚いた後小声で呟いた。
「ハハ……そう言えばレン、ルーク兄さんの事だけど……解放されたレンの反応を見る所兄さんと一緒にいたようだね?」
「ええ、それぞれの仕事が終わって一緒に家に帰っている最中に白い光に包まれたわ。」
「!と言う事はルークもこの”影の国”に巻き込まれている可能性は高くなったな……!」
「早くご主人様に会いたいですの♪」
ヨシュアの疑問に答えたレンの答えを聞いたガイは血相を変え、ミュウは嬉しそうな表情で呟いた。
「それとレン。ルーク兄さんの出身や出生だけど……」
「ああ、お兄様が異世界の人で”レプリカ”とかいう存在って話かしら?レンはルークお兄様の正体が何であろうと全然気にしないし、そもそもレンは”ルークお兄様が異世界の人である事を前から確信していたもの。”」
複雑そうな表情で答えを濁しているヨシュアの疑問に答えたレンは驚くべき事実を口にしてケビン達を驚かせた。
「ええっ!?”前からずっと確信していたという事”はレンちゃん、ルークさんが異世界の人だとこの”影の国”に巻き込まれる前から気づいていたと言う事ですよね?」
「一体どこにルークが異世界の奴だって確信するような証拠があったんだ?」
ケビン達と共に驚いたクローゼは信じられない表情でレンを見つめ、フレンは不思議そうな表情でレンに訊ねた。
「一つはお兄様が大切に持っている写真よ。」
「写真……?その写真とやらに一体何が写っていたのだ?」
レンの答えの意味がわからないミュラー少佐は眉を顰めて続きを促した。
「ティアお姉さん達――――お兄様の昔の仲間の人達が全員お兄様と一緒に写っている写真よ。」
「え………もしかしてその写真って………」
「”エルドラント”に行く直前にとった写真だろうな。」
「フフ、懐かしい話ですわね。私も自分の執務室に飾ってありますわ。」
「僕にとってもあの写真は宝物ですの!」
「確かあの写真を撮るのを提案したのってノエルでしたっけ?」
「ええ。―――しかしそれのどこに彼が私達の世界の出身だという証拠があったのですか?」
レンの答えを聞いて心当たりがあるティアは目を丸くし、ガイとナタリア、ミュウは懐かしそうな表情をし、アニスの疑問に頷いたジェイドはレンに訊ねた。
「その写真をお兄様は大切にしていてね
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