第21話
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まっていた大きな扉が開いた。
「どうやらこれで………試練は終わりみたいですね。でもまさかケビンさんそっくりに化けていた魔物だったなんて。」
「エリザスレイン殿が逸早く正体を見破っていなければ、神父殿と思い、苦戦していたかもしれないな………」
「………ええ………あ。」
ヨシュアとユリアの言葉にリースは静かに頷いた後、やがて崩れ落ちるかのように地面に膝をついた!
「リースさん………!?」
「一体どうしたのだ!?」
「どっか怪我でもしたの?」
それを見たクローゼとリフィアは驚き、エヴリーヌは尋ねた。
「い、いえ、その………エリザスレインさんの助言があったとはいえ、偽物だとはっきりわかったら………安心して気が抜けてしまって………と、とにかく………あの不気味な砲台といい、敵の罠だった可能性は高そうです。もう一組の
様子も気になりますし早く門から出てしまいましょう。」
尋ねられたリースは苦笑しながら答えた後、すぐに立ち直って頬をわずかに赤らめた後、真剣な表情に直して先を促した。
「そうね。は〜………ようやく一区切りね。」
「サリアも疲れたです〜。」
リースの言葉に頷いたマリーニャは溜息を吐き、サリアはマリーニャの言葉に頷いた。
「う、うん………(へへ、あのエセ神父のことがよっぽど心配だったみたいだね。)」
一方ジョゼットはリースの様子に戸惑った後、心の中で微笑んでいた。
その後リース達は門をくぐり、先に進んだ…………
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