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英雄伝説〜光と闇の軌跡〜(3rd篇)
第21話
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そして召喚されたシュベルトライテはリースを横目で見た後、聖槍を構えた!

「ありがとうございます、戦乙女殿。…………天の眷属たる女神の僕よ…………今こそ来たれ!」

シュベルトライテの答えを聞いた後リースはSクラフト――ヘヴンストライクの時に現れる戦乙女を召喚し

「裁きを受けよ。」

そしてシュベルトライテはリースが召喚した戦乙女と並んで、聖槍にすざましい光のエネルギーを溜めた!

「異界の天の眷属たる僕と共に邪悪なる者達に裁きを!」

一方リースに召喚された戦乙女も剣にすざましい光のエネルギーを溜め、そしてシュベルトライテと共に溜めたエネルギーを放った!その技は神聖なる戦乙女達の協力神技(ヴァルキリークラフト)!その技の名は………!



「「ヴァルキリージャッジメント!!」」



シュベルトライテとリースが召喚した戦乙女が放ったヴァルキリークラフト――ヴァルキリージャッジメントを受けた敵達は絶対障壁がはってあるにも関わらず、次々と消滅して行き、ケビンも大ダメージを受けた後、姿を変え、ボロボロの状態になっている球体の魔物になった!

「……なるほど、それが貴様の正体か。………罪深き魂よ、あるべき場所へ還るがいい。」

ケビンに擬態していた敵をシュベルトライテは睨んだ後、聖槍を構え

「その身に刻め!」

聖槍で斬りや突きを混ぜた連続攻撃を行った後、空高くへと打ち上げ

「神技!」

さらに空高く打ち上げた敵に異空間より3本の聖槍を召喚して、敵を貫き

「ニーベルン・ヴァレスティ!!」

止めに空高く打ち上げた敵よりさらに高く飛び上がって、異空間より自分の身の丈ほどの聖槍を召喚した後、その槍を敵に投げつけた!すると槍は爆発し、そして敵は跡形もなく消滅した!

「これは慈悲と知れ。」

敵の消滅を確認したシュベルトライテはサリアの召喚石に戻った!

「す、凄い………」

「あれが”戦乙女”………」

(ほう………さすがのこの我でも驚いたぞ。戦乙女がまだ存在していたことも驚いたが、それを”使徒”とはいえ、人間が召喚するとは………クックック………戦乙女を召喚する人間を”使徒”にするとは………底知れぬな、”神殺し”よ………)

「………まさか”三神戦争”時代の使徒――それも戦乙女(ヴァルキリー)がまだ存在していたとはね……………」

その様子を見ていたウィルとセラウィは他の仲間達のように呆けて見つめ、ウィルの腕輪を通して見ていたアスモデウスは感心した声を出した後不気味に笑い、エリザスレインは驚いた後、目を細めてサリアを見つめていた。そして敵が消えた後、リースの目の前に封印石が現れた。



「あ………」

リースが封印石を手に入れると同時にし
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