第19話
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を開始した!すると2人の足元に巨大な魔法陣が描かれた!
「「漆黒の吹雪の中にて、静かに眠れ!」」
そして2人が魔術の詠唱を終わるとリースの周囲に紫が混じった妖しげな猛吹雪が吹き荒れた!その技は竜と魔の絆によって放たれる協力魔術!その魔術とは………!
「「ダークブリザード!!」」
2人が放ったコンビクラフト――ダークブリザードを受けたリースは身体のいくつかの場所を凍らせた状態で地面に膝をついた!するとリースの姿が突如変貌し、宙に浮く何かの物体になった!
「えっ!?ま、魔獣!?」
「人に変身する魔獣なんて聞いたことないの!」
それを見たナユタとノイは驚いた!
「偽物なら容赦する必要はないな!今、終わりにしたる……滅!!」
そしてケビンがクラフト――デスパニッシャーを放って止めを刺した!すると敵が消えた場所に封印石が現れた!
「おっと………」
封印石に気付いたケビンは仲間達と共に武器を収めた後、封印石を懐にしまった。すると閉じられていた大きな門が開いた。
「……どうやらこれで試練とやらは終わりみたいやな。それにしても………まさかリースそっくりに化けてた魔物やったとはな。」
「び、びっくりしました……てっきり操られたのかと思っちゃいましたし………」
「ヨシュアが操られたという前例があったし、本当に心配しました………」
ケビンの言葉を聞いたティータとプリネは安堵の表情で溜息を吐いた。
「ああ、よく知ってるオレですら一瞬騙されかけたくらいや。お供に現れた鏡みたいなもんもかなりヤバイ呪具やったし………やっぱり敵が仕掛けたものに間違いないやろ。」
「……僕達の知り合いに化ける”魔物”……か。下手をすればクレハやシグナ達に化ける”魔物”が現れるかもしれないね。」
「もしクレハ様に化けたら、絶対に許さないの!」
ケビンの説明を聞いていたナユタは真剣な表情で考え込み、ノイは憤った。
「そうなると………シスターたちの方が心配だな。先を急いだ方がよかろう。」
一方ミュラーは真剣な表情で考え込んだ後、先を促した。
「ええ………とっとと門をくぐりますか。」
その後ケビン達は門をくぐり、先に進んだ…………
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