外伝〜星の守護者達との邂逅〜
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と……盛り上がっている所悪いねんけど、2人はこれからどうするん?」
「「…………………」」
そしてケビンに尋ねられた2人は黙り込んだ後、考え込み、そしてお互いの顔を見て頷いた後、ケビン達に振り向いて言った。
「できれば、皆さんと共に行動させてくれませんか?僕達も自分達の世界に帰る為にできる限り協力します。ノイもいいよね?」
「う、うん。それが一番の近道だと私も思うのね。ナユタと一緒に頑張るの!」
「よっしゃ!勿論、歓迎するで!よろしくな。」
「はい!ノイ、頑張ろうね!」
「うん!頑張ろう、ナユタ!」
ケビンの言葉にナユタとノイはそれぞれ力強く頷いた。
「ハハ………大変な事に巻き込まれたのを自覚していながら不謹慎だと思うんだけど、またノイと一緒に冒険できるなんて嬉しいよ。」
「私もなの、ナユタ!」
そしてナユタとノイは独特の近寄りがたい雰囲気を作った。
「え〜と………何やろ、この入ってはいけないと思う空気は………」
「む〜………なんかズルいのじゃ〜。」
「フフ、まるで私とナベリウスみたいだね?」
「リタと………わたし………とっても仲良し…………」
嬉しそうな様子でお互いを見つめ合って会話をしているナユタとノイを見たケビンは一歩下がって苦笑し、レシェンテは頬を膨らませ、リタとナベリウスは微笑みながら見つめていた。
「……あたしはアレよりもっと凄い空気をいつも見ていますから、大丈夫ですけどね。」
「ふえ?それってどういう事なの、ツーヤちゃん?」
そして疲れた表情で呟いたツーヤの言葉を聞いて首を傾げたティータは尋ねた。
「………リウイ陛下とイリーナさん。後はマスターとレーヴェさん………この2組が作る空気を見続けているんだから、今更だよ………」
「あ、あはは…………」
(全くですわ。少しはわたくし達がいる事も考えて欲しいですわ。)
(うむ。愛し合うのは結構だが、せめて我等を召喚してからしてほしいものだ。)
(ま、まあまあ。それはしょうがないよ………)
「う…………」
ツーヤの答えを聞いたティータは苦笑し、プリネの身体の中にいたフィニリィとアムドシアスは頷き、ペルルは2人を諌め、そして心当たりがあるプリネは冷や汗をかいて小さな声で唸った。
「さて………それじゃあ早速冒険を始めましょうか!」
「レッツゴー、なの!」
そしてナユタとノイはケビン達に向き直って、それぞれ明るい表情で先を促した。その後そのままナユタ達を仲間に加えたケビン達は探索を再開した。探索の最中、さまざまな見た事のない魔獣らしき敵達がケビン達を襲い掛かって来たが
「も、燃えちゃえ〜!フレイムカノン!!」
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