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英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜(閃U篇)
外伝〜ケルディック焼き討ち〜
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達は猟兵達の制圧や放火された建物の消火に向かった話を教えてくれました!」

「市民達の被害はどうなっている!?」

「それが……重傷を負った市民達がいて、中には意識不明の重体の市民もいるとの事です……ただ、死傷者は今の所出ていないらしいっす!」

「クソッ!だが死傷者が出なかっただけ、まだマシか……――――ディン、お前はその二人を避難場所まで護衛して、その後はメンフィル兵達による消火活動を手伝え!」

青年の話を聞き、襲撃によって市民達が重傷を負った事に悔しさを感じて悔しそうな表情で声を上げたアガットはすぐに気を取り直して青年に指示をし

「はいっ!兄貴はどうするんですか?」

「フン、こんな舐めた事をしてくれたクソ野郎どもに落とし前をつけさせる為に決まってるだろうがっ!!」

「あ、兄貴ッ!?」

そして重剣を構えてどこかへと走り去った!



〜難民キャンプ地点〜



「よし、町全体を粗方破壊できたし、撤退するぞ。」

「隊長、まだ戻ってきていない者達もいますが……」

「……恐らくメンフィル兵か遊撃士共に制圧されたんだろう。奴等の事は諦めて撤退する。我々は仲間を見捨てて、一人でも生き延びて故郷に仕送りをしなければならん。」

了解(ヤー)。」

猟兵は隊長の言葉に答えて撤退を開始しようとしたが

「――――残念ながらそれは無理な話だな。」

「なっ……!?」

「馬鹿なっ!?何故ケルディック要塞の防衛をしている”姫君の中の姫君(プリンセスオブプリンセス)”の護衛をしている貴様がこの場にいる!?”執行者”No.2――――”剣帝”レオンハルト!!」

レーヴェが猟兵達の撤退を阻むかのように猟兵達の撤退先から現れた!



「フッ、”結社”で猟兵達を鍛えていた俺がアルバレア公に雇われている貴様らの行動を読めないとでも思ったのか?」

猟兵の隊長の言葉を聞いたレーヴェは不敵な笑みを浮かべ

「クッ……!我らの行動が読まれていたというのか!?後退して別方向から撤退するぞ!」

了解(ヤー)!」

隊長は唇を噛みしめた後猟兵達に指示をして後退しようとしたが

「ケッ、逃げられると思っているのか?」

「!!」

「赤毛に”重剣”……!ランクB”重剣”のアガット・クロスナー……!」

アガットが猟兵達の後退先を阻むような位置で重剣を構えていた!



「フッ、正しくはランクAだ。”リベールの異変”の事件の後、Aに昇格したと聞いている。」

「ヘッ、そういう所も相変わらずだな。あのお姫さんの傍にいなくていいのかよ?」

レーヴェの言葉を聞いたアガットは鼻を鳴らした後不敵な笑みを浮かべて問いかけた。

「今のカリンの周
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