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英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜(閃U篇)
外伝〜”千の腕”との再会〜
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いた実力を持つ正騎士―――――”千の腕”ルフィナ・アルジェント!?」
リースが叫んだ名前を聞いたケビンの従騎士達は驚きの表情で女性騎士を見つめ
「ふふ………どんな風に私の事が伝わっているのか知らないけど、幾ら何でも褒めすぎよ。武術も法術も十人並だし、習得している魔術も十人並………正騎士になれただけでも上出来と言えるくらいだと今でも思っているわ。――――初めまして。私の名はルフィナ・アルジェント。よろしくね、”剣聖”の娘さんに”漆黒の牙”さん。」
女性騎士―――ルフィナは苦笑した後エステルとヨシュアを見つめて微笑んだ。
「へっ!?」
「当時”執行者”であった僕はともかく、エステルの事まで知っていたのですか……」
ルフィナが自分達を知っている事にエステルが驚いている中、ヨシュアは目を丸くし
「カシウスさんから遊撃士に転向しないかっていうお誘いがあった時に彼女の話を少しだけ聞いたのよ。」
ヨシュアの疑問にルフィナは微笑みながら答えた。
「姉様ッ!!」
するとその時リースはルフィナに抱き付き
「フフ、少し見ない内に大きくなったわね、リース……」
「大きくなっていて当たり前です……ッ!姉様が”紫苑の家”から旅立って何年経ったと思っているのですか……!?」
ルフィナに頭を撫でられたリースは涙を流しながら声を上げた。
「―――6年前。」
「え……」
「……ッ!!」
ルフィナがふと呟いた言葉を聞いたリースは呆け、何かに気付いたケビンは辛そうな表情で唇を噛みしめ
「今から6年前、任務を終えた私は久しぶりにちょうどアルテリアのエメローゼ市に戻ってきたケビンと”紫苑の家”に久しぶりに帰ろうとしていた所エメローゼ市に向かう列車が事故にあってね……列車を待っていた際に二人に話しかけられて全ての事情を聞いた後この時代に来たわ。時空を超えるなんて最初は信じられなかったけど……目の前でミントさんが子供になったりするところを見た事や何より”空の女神”御自身の言葉を疑うなんて”星杯騎士”としてあってはならないからね。」
「そ、それってまさか……!」
「…………ハハ……まさかあの”襲撃”の直前の姉さんがそないな事になっていたとはな……ちなみに、ミントちゃん達からどのくらいの事情を聞いてるん?」
ルフィナの答えを聞いてすぐに何かを察したリースは信じられない表情をし、ケビンは寂しげな笑みを浮かべた後辛そうな表情でルフィナを見つめて尋ねた。
「…………――――――”外法狩り”、だったかしら。”守護騎士”になった後渾名を変えるまで名乗り続けた貴方の渾名。」
「!!」
「あ…………」
少しの間目を伏せて黙り込んだ後やがて目を見
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