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英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜(閃U篇)
第105話
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ないで下さい。エリスと二人でルーレの一番高い所であるこのビルの展望スペースでルーレの景色を見ようと25Fに来て展望スペースに行こうとした時に彼女がわたくし達を呼び止めて教えてくれたのですわ♪」

「「………………………」」

アルフィン皇女の答えを聞いたリィンとアリサは石化したかのように固まり

「それでは私は展望スペースのお掃除をしておきますね〜。お掃除、お掃除♪」

エウシュリーちゃんは展望スペースに入って掃除を始めた。



「……兄様?まさかとは思いますがケルディックの寄航日の際姫様とした時のように、避妊処置をせずに”した”のではないでしょうね?」

「し、してないって!ちゃんとする前にアリサが避妊魔術を――――いたたっ!?ア、アリサ!?」

膨大な威圧を纏ったエリスに微笑まれたリィンは慌てた様子で答えようとしたが、アリサに靴を思いっきり踏みつけられて最後まで答えられず、アリサに視線を向けた。



「余計な事を言わないでよっ!……それよりもケルディックの寄航日にアルフィン皇女殿下と避妊処置をせずに”した”って、一体どういう事??私、初耳なんだけど??」

(ヒッ!?リ、リィン〜……どうしていつもいつもアリサを怖くするの〜?)

「そ、それは…………」

膨大な威圧を纏って微笑むアリサを見たミルモは怖がり、リィンは大量の冷や汗をかいて表情を青褪めさせた。

(アハハハハハハハッ!さすがご主人様♪)

(ふふふ、私達の期待を裏切らないのも相変わらずですね。)

(クスクス、何だかんだ言っても結局はみんなリィンの事、許しているものね……)

(……マスターの謎な所は婚約関係にある女性達に怒られても嫌われはせず、婚約解消にはならない所ですね。)

(アハハ……皆さん、わかっていてもやっぱり怒りたくはなるだけで、リィン様の”こういう所”も受け入れてリィン様と婚約しているのですよ。)

その様子をベルフェゴール達が微笑ましそうに見守っている中、アルティナの疑問を聞いたメサイアは苦笑しながら答えた。



「うふふ、リィンさんを責めないで下さい、アリサさん。わたくしだけ皆さんと比べると、リィンさんと接していた時間が短いでしょう?ですからその代わりにリィンさんの最初の赤ちゃんはわたくしが産みたくて、避妊処置をせずにリィンさんにたくさん中に出してもらったのですわ♪」

「なっ!?姫様!それとこれとは別問題です!」

頬を赤らめて嬉しそうにアリサを見つめて言ったアルフィン皇女の言葉に驚いたエリスはアルフィン皇女を睨み

「フ、フフッ、フフフフフフ……ッ!リ・ィ・ン〜〜〜?今の話、詳しく聞かせてくれるわよね??」

「ハイ…………」

膨大な威圧を纏うアリサに微笑まれ
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