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英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜(閃U篇)
第105話
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っけ。」
「……ああ、そんな事もあったな。」
かつての実習での出来事を思い出したリィンは懐かしそうな表情で目を閉じた。
「こうやってルーレを解放して、母様やRFを取り戻せた……ううん、それだけじゃない。今まで何度も、何度も私を励ましてくれたことも……本当に感謝しているわ、リィン。大好き……ん……」
(アリサ……)
アリサが自分と深い口付けを交わしながら抱きしめると、リィンもそれに応えるようにアリサを抱きしめてアリサと深い口付けを交わしていたが、アリサと抱きしめ合っている事で昨夜の行為をふと思い出し、強い興奮を感じた。
「やだ……もう、リィンったら……昨日したばかりなのに、また私としたいの……?」
リィンと密着していた為、リィンの身体の変化を感じたアリサは頬を赤らめてリィンを見つめ
「うっ……そ、それはその……」
リィンはアリサから視線を逸らして口ごもっていた。するとその時上に着ている服を脱いで上半身だけ裸になったアリサはリィンの前にしゃがんでリィンのズボンのベルトを手慣れた手つきで外していた。
「ちょっ、アリサ!?さすがにここでするのは不味すぎ――――」
アリサの行動に驚いたリィンはアリサを制止しようとしたが
(うふふ、これなら問題ないでしょう♪)
「………………ベ、ベルフェゴール…………」
ベルフェゴールが展開した結界に気付いて表情を引き攣らせた。
「フウ……空気を読んで邪魔者が入らないようにしてくれるのはいつも助かるけどベルフェゴール達にはいつも見られているから色々と複雑ね。…………今までの分の”お礼”には全然足りないけど、いっぱい気持ち良くしてあげるわね……」
「うくっ!?」
溜息を吐いたアリサは気を取り直した後リィンへの”奉仕”を始め、そのまま二人は愛し合った。その後”行為”を終えた二人は恥ずかしそうな表情をしながら展望スペースを出ると予想外な人物達が待ち構えていた。
「―――どうやらそのご様子ですと、”また”していたようですね?」
「へ……」
「エ、エリス!?それにアルフィン殿下までどうしてここに……!?」
まるで自分達が出てくるのを待ち構えていたかのように目の前にいたエリスとアルフィン皇女を見たアリサは呆け、リィンは驚きの表情で声を上げた。
「あ、それは私が教えたんです〜。」
するとその時エリス達の傍にいたエウシュリーちゃんが答えた。
「あ、貴女は確か……!」
「――――エウシュリーちゃん!どうして教えたのよ!?」
エウシュリーちゃんを見たリィンは驚き、アリサは顔を真っ赤にしてエウシュリーちゃんを睨んだ。
「フフッ、エウシュリーちゃんを責め
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