機動戦艦ナデシコ
1338話
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としても、殆ど使う事はないだろう代物であっても、こちらで入手した物を無料でくれてやるつもりはない。
「相転移エンジンを含めてどれくらいの値段での譲渡になるのかは、これからの交渉次第でしょうね」
「……お手柔らかにお願いしますよ」
エザリアの言葉に、グリューノ達も同意するように頷く。
後は、これで何をどうやって取引をするのかが問題だが、その辺はエザリアに任せておけばいいだろう。
ここでぼったくればナデシコ世界の連合軍、連合政府が危機に陥る以上、過剰にぼったくるような真似はしないだろうが、この世界との取引だけを安く済ませる訳にもいかない。
その辺の匙加減に関しては、完全に政治班に任せる形だろう。
出来ればこの世界特有の技術や素材とかがあればいいんだろうけど、今のところ判明しているのは木星蜥蜴の生産プラントだけだしな。
その生産プラントに関しても、多分あるという予想に過ぎず、実は生産プラントがなく、チューリップの向こう側から送られてくるのは向こうにあるストック……という可能性は十分にあるのだから。
「では、次に……火星に対するシャドウミラーの拠点化について話しましょうか。木星方面からやってくる木星蜥蜴を火星で止めるという事もありますし、同時に地球にいる木星蜥蜴を倒す手伝いをしてもいいと思っているのですが、その辺はどう思います?」
相転移エンジンの話をした直後にこの話を蒸し返す辺り、エザリアも強かだよな。
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