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魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Eipic1-H移ろいゆく季節〜Knight’s Trial〜
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「いや、まぁ・・・仮にも第1111部隊の上司の1人で・・・って、あ、おい、アイリ!?」
マイスターが何か言い訳めいたことを言ってた気がするけど、アイリは慌ててマイスターとアイリの部屋に行く。そしてアイリの誕生日プレゼントとしてマイスターにリクエストして買ってもらったオーデコロンを鏡台の上から手に取る。リビングに戻って「わっ!? アイリ・・・?」プシュプシュッとマイスターにアイリの香りを振りかける。
「すんすん・・・。うん、これで良しだね♪」
イスズ一佐の香水の匂いがアイリのコロンの匂いで消えたし、マイスターにアイリの匂いが移ったから一石二鳥だね。アイリは満足して、コロンを戻すために部屋に戻ろうとした時、ピンポーン♪ってインターフォンが鳴った。
「こんな朝早くから客・・・?」
「あ、アイリが出るよ!」
マイスターが出ようとしてたから、アイリが先に玄関に向かう。モニターに映ってるのは「はやてとリインだ!」の2人で、『おはようや〜♪』笑顔で手を振ってる。アイリは「招くけど良いよね?」一応この部屋の主であるマイスターに確認を取る。
「ああ、構わないよ。それにしてもはやて・・・、俺が信用できないから迎えに来たのか・・・?」
ガックリ肩を落とすマイスターを横目で見て苦笑いしつつ、「はやて、リイン。いま開けるね」モニターの側にあるキーを押して、マンション1階のエントランスゲートの開閉を行う。あとはエレベーターでここ20階にまで昇って来てもらうだけ。
「アイリ。とりあえず、出掛ける準備をしておこう」
「はーい!」
マイスターと一緒に部屋に戻ってお出かけ用の服に着替える。まずは家事用のエプロン、それにパジャマとして着てるネグリジェを脱いで、替わりにロングワンピースにカーディガンを着て、つばの広い帽子――キャペリンを被る。そしてマイスターはTシャツにジーンズ、それにジャケットって服装に着替えた。
それから少しして、またピンポーンとさっきとは音の高さが違うインターフォンが鳴った。この音はこの部屋の玄関ドアに備え付けられたものだ。
「はいはーい!」
アイリは玄関ドアのロックを外して、「いらっしゃーい!」ドアを開けてはやてとリインをお出迎え。
「お邪魔しま〜す♪」「お邪魔しますですぅ~♪」
はやてとリインが靴を脱いで部屋に上がる。本来は土足で上がる形式の部屋なんだけど、短かったけど日本の八神邸での暮らしが気に入ったアイリが土足厳禁にしようって、マイスターにお願いしたんだよね。はやてとリインと「おはよう」って挨拶を交わして、2人をリビングへ案内。
「ルシル君。おはよう♪」
「おはようです!」
「おはよう、そしていらっしゃい、はやて、リイン。お茶でも飲んでいくか?」
マ
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