第二十九話 お墓地でその四
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よ」
「自覚していないだけれよ」
そうとしか思えません。この軽さって。しかもいい加減ですし。
「自覚しないとね。いんねんも病気も治らないのよ」
「僕は病気持ちだったんですか」
「少なくともいい加減ではあるわ」
ここで階段を全部降りました。
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