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英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜(閃U篇)
第100話
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降りると人形兵器達がリィン達に近づいてきた。
「結社の”人形兵器”か……!」
「前に鉄鉱山でも似たような物が放たれていたが……叔父上………面倒なものを。」
「シャロン、母様をお願い!」
「お任せ下さい、お嬢様……!」
そしてリィン達は協力して人形兵器達を僅かな時間で撃破した。
「よし……!」
「ふふ、この程度の敵など、恐れるに足らんな。」
「皆さん、怪我はないようですわね。」
「でも、本社ビルであんなものを運用してるなんて……!」
「……どうやら好き勝手にやってくれているようね。あなた達はこのまま非常用エレベーターからビルの制圧を開始なさい。」
イリーナ会長の指示を聞いたリィン達は意外そうな表情をしてイリーナ会長に注目した。
「イリーナさんは……?」
「どうせまっすぐ向かっても取締役の元には行けないでしょう。まずはセキュリティを無力化して、会長室の警備を丸裸にするわ。シャロン、護衛を。」
「かしこまりました。」
「母様、シャロン……!」
「こちらは心配しなくていいわ。私はラインフォルト社の会長として成すべき事をしに行くだけ。貴方達は貴方達の”役割”を成し遂げなさい。」
「あ……わかったわ。そっちも気を付けて。全てが終わったら、改めて話をさせてもらうから。これまでと………そしてこれからのことを。」
イリーナ会長の言葉に頷いたアリサは決意の表情でイリーナ会長を見つめた後微笑んだ。
「ふふ………せいぜい力を尽くしなさい。」
「それでは、皆様。またすぐにお会いしましょう。――――我が”友”達よ!今こそ、私に御力を!”エウシュリー”!!」
イリーナ会長の後にリィン達に会釈したシャロンはその場で叫んだ。すると異空間からエウシュリーちゃん達が現れた!
「ええっ!?」
「ハアッ!?」
「天使……?」
「て、天使のメイド……?」
「しかも4人共凄まじい魔力をその身に秘めていますわね……」
「ちょっとシャロン!?そのメイド達は確か……!」
「レグラムの戦いの時にシャロン殿が呼び出した謎のメイド達か……」
エウシュリーちゃん達の登場にリィンとサラ教官は驚き、ゲルドは呆け、セレーネは戸惑い、シグルーンは真剣な表情で呟き、アリサは表情を引き攣らせ、ラウラは苦笑した。
「私達に何か御用でしょうか〜?」
「はい。ビルの制圧を少しでも早める為に少々皆様の御力を借りてもよろしいでしょうか?勿論”報酬”もご用意していますわ」
エウシュリーちゃんに尋ねられたシャロンは微笑みながら問いかけ
「………………」
「何をくれるんですかー?」
「ズルズル…
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