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インタビュー・ウィズ・キラー 慈愛なる殺人鬼の告白
第2話 後半戦-1
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「その後に……お母様と出逢われたのですね」
「そう。私が彷徨って辿り着いたのが」
「私が暮らす世界なんです」
「ちなみに私の犯罪ケッ数は30らしい」
「犯罪係数ね。レイは……通常なら係数が上がる状況でも規定値を超えない200万人に1人の割合で存在すると予測される特異体質」
「それを免罪体質って呼ぶのよ」
「すごい……」
「凄くないわ……クッソみたいな体質よ」
この人は多分
普通に『生きたい』と願いながらそれが出来ず
更には実の母親にように慕った相手と初めて愛した
女
(
ひと
)
を”社会”に殺され
娘のように可愛がっていた義理の娘たちも喪い
護りたい者をモノを守れずにただ生きている自分……
だから『自分が殺した』と錯覚し自分を裁くため…地獄に堕ちる為に
殺人鬼になろうとしたんだ。
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