暁 〜小説投稿サイト〜
がっこうぐらし!The world in confusion
番外編
外伝『異界の友との再会』
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である誠も怖じ気づく。
「まぁまぁ・・・・・・・優花も話を聞いたら誠が一方的に悪い訳じゃないんだろ?」
流石にこの空気を打開したいので俺が仲介する。
「・・・・・・・・・そ、それは」
「話をしなくちゃならないんだからさ」
「お兄ちゃんがそういうなら」
なんとかこの事態を終わらせてそろそろ本題に入る。
「音姉・・・・・・・少しだけ席を外してくれないか?」
その前に音姉に聞かれるわけには行かないために席をはずしてもらうことにして、少し間が空いたがうんと頷いてリビングから出ていった。
「こっちのさくらさんから話は聞いた・・・・・・少しだけだが俺達も力になる」
「良いのか?今回は少し大掛かりになるぞ?」
「誠には恩があるからな・・・・・・・・恩返しだと思ってくれ」
「・・・・・・・わかった」
取り合えず昼に調べて書き留めておいたノートを誠に手渡し少し裏を回ったことに心配されたが、誠はノートを見ているとある部分で指が止まった。
「ん?これって・・・・・」
「やっぱり・・・・・・そこで手を止めるか」
「これは止めざるを得ないだろ・・・・・・・絵里を狙う芸能事務所が暴力団と警察を丸め込んでるなんて」
誠がいう通り、その芸能事務所が暴力団と警察を丸め込んでいる証拠は見つかった。
それ関連の書類を見たときは流石に動きを止めてしまったくらいだ。
「今回の件・・・・・・・本当に大丈夫か?幾ら誠が強いとはいえ今回はでかすぎるぞ?」
誠が一騎当千の将であったとしても個々のちからでここまで大きい組織を相手取るのはかなり難しい
「絵里と亜里沙ちゃんに約束したからな・・・・・・必ず守るって」
「そうか」
約束…ね…そういわれたら仕方がないよな…
「ねぇ・・・・・・変態男?」
「(変態)・・・・・・・・・な、何だ?」
「何で朝の時に一般人が居るのに魔法を使ったの?あんたって自分の正体がバレるのが嫌なんじゃないの?」
「・・・・・・・・・・」
優花からの問いに少し考える誠は直ぐに答えを出して口にする。
「俺の都合より目の前の命が大事だ・・・・・・・・じゃダメか?」
「・・・・・・・・・そっか」
優花は答えを得たのか納得した表情で俺はそろそろ時間かと思い立ち上がる。
「雄也?」
「もうそろそろ行くわ・・・・・・・一回自分の世界に帰るよ」
「そっか・・・・・・送ってくか?」
「いや、いいよ・・・・・・少し前に祐輔さんから転送装置を貰ったからさ」
「祐輔さん?それって阿南祐輔さんの事か?」
「正解だ・・・・・・誠の事も聞いたぞ?」
「そっか」
リビングのドアにてをか
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