暁 〜小説投稿サイト〜
がっこうぐらし!The world in confusion
番外編
外伝『異界の友との再会』
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のお宅で…間違いないですよね」
「は、はいそうですが」
「今って誠はいますでしょうか?」
「まーくん?もしかしてまーくんのお知り合い?」
「はい、さくらさんからこちらに誠がいると聞きまして…もしかしてまだ学校の方に」
「はい、でももうすぐ授業が終わるはずですからなかで待っています?」
「それじゃあお言葉に甘えさせて」
音姉との軽い話を交えたから南家にお邪魔させてもらいその廊下で俺は右手に持っていたものを渡しておこうと先頭たつ音姉に話しかける。
「あ、すみません、これ…よかったら誠たちと一緒に食べてください、中身は自作したプリンで数は5つ入ってるので」
「あっ、本当ですか?ありがとうございます」
そうして、俺はプリンの入った箱を音姉に手渡し、案内されたリビングで音姉にどういった経緯で誠に知り合ったのかを軽く話していると誰かが帰ってきた音がする。
「もしかしたら、まーくんかな?」
待っててねと音姉は玄関へと向かっていき扉の向こうからは声が聞こえてくる。
「ただいま〜」
「お帰りまー君・・・・・お友達が来てるよ?」
「友達?」
どんどんと近づいてくる足音そして扉を開け入ってきたのは予想通り誠であった
「久しぶりだな・・・・・・誠」
「雄也!それに優花も!」
かれこれ一ヶ月近く会っていなかったから再会に微笑む。
「本当に久しぶりだな・・・・・・そっちの音姉達は元気にしているか?」
「まぁな・・・・・・・元気すぎて困る位だな」
本当は元気じゃなく落ち込んでるけど…とくに音姉は…ランダル本社であれがあったから…
「そっか・・・・・・・そりゃ良かった」
察したのかはわからないが俺がここに来ていることは巡ヶ丘での戦いが終わったことを示しているために心底から喜んでいるようだ。
それからついつい会話が弾むのであったが…
「……」
となりに座る優花が無言のじと目で誠を睨んでいた。
「なぁ優花・・・・・・・どうして睨むんだよ?」
どうして自分を睨みつけるのかをその理由を聞く誠…だが十中八九あれが原因だろうな…
「忘れたとは言わせないわよ・・・・・・・私の胸を触った事を」
その瞬間この隔離された空間が凍りつく
あるものから並々ならぬ威圧感、その中心となっているのは音姉だ
優花の一言で眠れる戦姫を呼び覚ましてしまったのだ。
といってもこの二日かんで既に音姉を除く二人の戦姫を目覚めされていたとは誠はおろか俺も知らないことは余談である
「まー君・・・・・・・どういう事かな?」
「い、いやっ・・・・・・・そのっ・・・・・・・・」
威圧感MAXの笑みで迫る音姉に流石の歴戦の戦士
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