暁 〜小説投稿サイト〜
がっこうぐらし!The world in confusion
番外編
外伝『異界の友との再会』
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「うん、男子生徒のテスト生としてね」
「…表向きは…そうなんでしょうね」
そう、俺が口にした瞬間にこにこと笑みを浮かべていたさくらさんの表情は一変し驚いた表情になる。
「ど、どうしてそれを…」
「簡単な推測です、男子生徒なら義之だって大丈夫なはず、その上此島にはファントムが出没するわけだから戦力を分散するなんて愚作だ…つまり、この案件には何か他の理由がある…と思っただけです」
ここまでのことを整理して推理しそれをさくらさんに対して言うと完全に唖然とした表情でこちらを見ている。
「す、凄い洞察力だね…それだけの情報でここまでの推論ができるなんて…」
「まあ、そこらのやつとは場数が違いますから…っで教えてくれませんか?なぜそこまでして誠をいかせたのか」
「うん…実は」
それからさくらさんから告げられた現状を教えられた。
「…なるほど、μ'sというスクールアイドルがストーカー…そのストーカーがただ者じゃないからボディーガードとして…か」
「うん、厳密には一人だけで綾瀬絵里ちゃんって子で、ストーカーもその勧誘している芸能事務所なんだけど」
「それだけの材料があるのになんで警察に通報しないんだ?普通はするだろ」
話を聞く限りそれで解決なんだけど、他にも何かあるのであろうか
「その絵里ちゃんが他の人に迷惑になるからって…」
「巻き込みなくないから…敢えて我慢しているってことか」
「本当は助けたいんだけどね…」
さくらさんは落ち込んだ表情で告げる、これは心のそこから救いたいということが現れていた。
「それで…あの変態男を手助けにいくの?」
「ふにゃ?変態男?誠くんのこと?」
先程まで口を閉ざしていた優花は俺にたいして手を貸すのかと聞いてくる。
「…当たり前だろ?誠には巡ヶ丘で助けられたからな、誠が困ってるだろうし今度は俺達が手を貸す番だと思う」
巡ヶ丘では俺がいない間の悠里達を守ってくれた本当に感謝してもしきれないぐらいに
「うんうん、羨ましいほどの友情だね」
「それじゃあ俺達はこれで失礼します、明日ぐらいには手を貸しに行きますから」
「うん、それじゃあ頼んだよ」
そういって俺達は上手く風見学園から抜け出して一度元の世界にへと戻るのであった。
「さくら…さん」
「ふにゃ?雪ちゃんどうしたの?」
「パパ…変態…なの?」
「ふにゃ!?」
優花がいった一言で誠の養女、桜崎雪が自身の父親が変態なのかと、さくらさんに聞き誠に降りりかかる騒動の火種になるとはその話が語られるのは別の物語で語られる(雪は変態という意味を知りません)
翌日…
「大丈夫!?しっかり!!」
「絵里!?何
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