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がっこうぐらし!The world in confusion
番外編
外伝『異界の友との再会』
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としての推理力と直感がそう告げている…この件は何かただ事ではないと

「…そうだ、今ってさくらさんっているの?」

「え?さくらさん?それなら学園長室に雪とアリシアと一緒にいるはず」

「え?由紀?」

由紀とアリシアも一緒?こっちにも由紀がいるのか?アリシアって…なにかの間違いだよな

「会いたいんなら連れていってやるよ、二人でうろうろされると怪しまれるからな」

義之の言葉に一理あると俺は頷き俺達は義之と共に学園長室へと向かうために校内へと入っていった。

風見学園の校舎内を義之を先頭に歩く俺達

私服の俺と優花もいて視線は感じるなかほとんどの生徒は先程のファントムの襲撃の話題で一杯でこちらを気にするのはごくわずかだけだった。

「さてと、さくらさん、いますか?」

っと考えているうちに学園長室にたどり着きドアの前でノックをすると中から足音が聞こえてくる。

「義之くん?どうしたの?ってそちらの二人は…」

「っ!!」

ドアが開かれ中からはさくらさんが現れて義之になにしにきたのかを訪ねようとしたとき、後ろにいる俺達に気づく。

そして優花もさくらをみた瞬間いきなり警戒し、俺はそれを静する。

理由はわかっちゃいるが目の前のさくらさんは俺達のさくらさんではないというのはわかりきっていることだから、だからこと、優花を止めた。

「誠の知り合いでさくらさんに聞きたいことがあるみたいなんで」

俺が優花を止めていると話は進む、さくらさんはとりあえず入ってと中に入れると、中には先客の二人の女の子がいた。

「パパ!」

え?パパ?

そんな疑問を思いながら金髪の女の子が義之に抱きつく。

「アリシア、パパはさくらさんにお客さんを連れてきただけだから、もうそろそろ教室に戻らないといけないんだ」

やさしく金髪の女の子の頭をなで、撫でられている女の子も気持ち良さそうにご機嫌であった。

「お昼になったら一緒にご飯食べような」

「うん!行ってらっしゃいパパ」

そういって俺達を残して義之は教室へと歩いていきそのあと俺は視線をさくらさんに戻す。

「それで、君たちは僕になんのようなのかな」

「とりあえず自己紹介を俺は月宮雄也っでこっちは妹の優花…以前に誠に世話になったことがあって…」

「雄也くんに優花ちゃん…ああ、行方不明になったときにお世話になったっていう…」

「いやいや、こっちの方が誠に助けられたから…それで今誠は…」

そう言うとさくらさんは少し苦笑いする表情でみせる

「あ〜いま、誠くん僕の知り合いの学園へ行ってもらってるから今はここにはいないんだ」

「それはさっき義之から聞いたよ音ノ木坂学園にいってるんですよね」


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