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がっこうぐらし!The world in confusion
chapter54
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衛隊や有志の魔導士では辿り着くのは不可能だろう…しかし!》
《みんなも知っているだろう、この悪夢に置いて最初に管理局に立ち向かった幼くそして勇敢な騎士を!》
《勇敢な騎士は信頼できる仲間と共にきっと!この悪夢を終わらせてくれると私は信じている!私はこの一抹の希望を彼に彼らにかけたいと思う!》
「私達に…」
「希望を」
これができるのは俺達だけか…
《泣いても笑ってもこの一夜!この一夜で全てが決まる!失うか!得るか!我々の運命は彼らに託す!!だからみんなも…決して生きることを…!諦めないでほしい!!!》
その放たれた硲さんの語った言葉は俺たち全員に心から受け止め、すると校舎の方から声が聞こえてきた。
「頑張れ!!」
「負けるな!!」
「俺たちの全て君たちに託す!!」
「絶対に諦めないで!!」
大勢の声援が聞こえてきて、俺はみんなの方に振り向くとみんななにも言わずに頷く。
「行こう…ランダルコーポレーションに!この人数なら屋根を伝っていけば奴等の集団を向けられるはずだ」
「うん!」
「いよいよ決戦だな」
「お母さんのためにも負けられない」
「此処にいるみんなに託された願い絶対に無駄にはできない!」
「こっちとしても色々された借りは返さないとね!」
ランダルに向かうと俺が伝えると悠里、胡桃、圭、ジュード、優花と順に答えていくみんなその瞳には揺るぎない決意が見えた
「私にもこの戦いの最後を見守らせてもらいますね…なにもできないかもしれないけれど」
「ゆうくん!私もいくよ!おいてけぼりなんて嫌だからね!」
「私もいきます!ここで仲間外れは流石に嫌ですし」
「雄也くん、行こう!」
めぐねえ、由紀、直樹、そして音姉、戦えないとわかっていてもいてもたってもいられないのであろう、ここまできたのだ、仲間はずれにはするはずもない。
「勿論だ!音姉!掴まって!」
「うん!」
そういって俺は音姉を抱き抱え、他にも胡桃は由紀、圭が直樹、ジュードがめぐねえを抱えて走り出すと魔力で強化した体で高く跳躍して一軒家の屋根に着地し直ぐに他の家の屋根にとびうつり、ランダルへと急ぐのであった。
作者SIDE
既に廃墟とかした高層ビルの屋上…そこには黒いローブで身を包んださくらとベクターそしてドクターウェルが少しはなれたところにあるランダルコーポレーションを眺めていた。
「遂に、この戦いは終わるね」
そう冷たい表情で告げるさくらにベクターはヘラヘラと笑みを浮かべながらさくらに訪ねる。
「なあ、この戦いよ、どちらが勝つと思う?」
「愚問だね、ベクター…勝つのは管理局だと僕は思うよ」
「へぇ〜断言
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