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がっこうぐらし!The world in confusion
chapter54
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にいい放つ
「0%…不可能だ」
「そ、そんな…」
戦力差、疲弊、武装の物資などを全て計算してこのまま守りきるのは不可能だとふんだ…これは硲さんもわかっているはずだ…
俺がきっぱりと言い切るとみんなはならどうすればいいんだと言わんばかりの表情で奴等を見る。
奴等は着実に近づいてきている…それも後ろには何百倍の奴等が待ち構えながらだ。
だが戦うしかない、そう思いながらアークでライトブリンガーをまた放とうとした瞬間であった。
《雄也くん!みんなをつれて横に移動するだ》
「硲さん!?みんな!横に避けろ!!」
つけていた通信機から硲さんの声が聞こえてきて俺は咄嗟に避けるように指示して横に避けると次の瞬間であった。
校門の方から無数の弾丸が奴等へと目掛けて放たれて次々と奴等を倒していく。
「な、何!?」
「みんな、あれ見て!」
突然のことで俺たちは戸惑っていると音姉が放たれた方に何かあるのか音姉に言われて指差す方向に向くとそこには横に列になるように大人達が並んでおり武器を構えていた。
「自衛隊…」
「優花よく見て!自衛隊だけじゃない!」
「っ!あれは!魔導士!?」
横に整列しているのは自衛隊だけではないバリアジャケットを装着し杖型のデバイスを構えて魔力弾を放つ魔導士の姿もあった。
ついこの前まで対立していた局員までもがこの大襲撃で自衛隊と手を取り合っているのだ。
《雄也くん聞こえているかね?》
「っ!?これは校内放送!?」
「この声は硲さんだ」
魔導士と自衛隊の混合部隊に戸惑っていると学校全体に聞こえる校内放送がなり、その放送しているひとは硲さんの声だとわかった。
《現在、校門正面では自衛隊と有志の魔導士達によって守られている、見ての通り今はもう人種や世界が違うで歪み合うなどしているときではないということだ》
《だが、それも限度がある…いずれはこちらが疲弊し、奴等に飲み込まれるのも時間の問題だ》
校内放送は淡々と続いていく、これは俺だけではなく此処にいるみんなにも言っているのだ…そう俺には聞こえた。
《だが、まだ希望が潰えたわけではない》
「え?」
その言葉に悠里はそう口を漏らし他のみんなも同様な顔をする。
《ランダルコーポレーションには奴等の活動を完全に停止する方法が存在する、それを使うことができれば今襲ってきている奴等だけではない巡ヶ丘全域にいる奴等は活動を停止する、この悪夢は終わりを告げるということだ》
「それってまさか…っ!」
硲さんが言いたいこと…何となくんわかった気がする、これから俺が…いや俺達がやるべきことも
《だが、そのランダルへの道はやつらによって遮られ、我々自
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