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がっこうぐらし!The world in confusion
chapter54
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「雄也くんが心配で…」
音姉に下がるように促すが音姉は俺を心配してここまで来たと口にして俺は心配されていることに押し黙るしかなかった。
「もう!こいつら一体何体いるのよ!!」
周りを警戒しているうちにも優花はオスカーのカトリングで前方の敵を凪ぎ払っているが倒しても倒しても後ろからぞろぞろとやって来る。
「切りがないな…」
優花にも疲れが見える…このまま疲弊されたら俺達も倒されるかもしれない…
俺はなんとか打開策を探すがどれも長期戦になってこちらが終わるビジョンしか見えずどうするかと思っていると前方の奴等が左右から放たれた攻撃により多数が吹き飛ばされた。
あるものは矢で頭を貫かれ
あるものは槍で纏めて吹き飛ばされ
あるものはその者の強力な一撃て吹き飛ばされ
またあるものは弾丸で眉間を撃ち抜かれた。
「ゆうくん、やっぱりこっちにいた」
「雄也先輩なら此処にいると思ってましたよ」
そう、俺の居場所がわかっていたような口ぶりで話す悠里と圭、その他にも胡桃にジュード、直樹、めぐねえ、由紀…が全員が此処に集結した。
どうしてという前にまた迫り来る奴等を一掃するのが先決だろうとふんだ俺はアークを振りかぶる。
「ライト…ブリンガー!!」
放たれた光の斬撃は奴等を飲み込み後続の奴等を巻き込んで校門をこえて出た道路の奴等も一掃することができた。
前方を一掃できたのを確認すると俺はアークを一度空振りして構えをとくと悠里達は俺のまわりに集まってきた。
まさか、騒動が起きてこんなにはやく集結できるとは思いもしなかった…もう少しバラバラにばらけるとおもっていたんだけどな。
「これで少しは大丈夫かしら」
「いや、全然大丈夫じゃないみたいだぞ…」
めぐねえが不安そうに大丈夫だと思っていると俺は横目で正門を見て左右からうじゃうじゃと奴等が押し寄せてきているのを確認する。
それを確認すると俺たちはまた武器を構える。
「くそ!まだ来るのかよ!」
「いくらなんでもこの付近にいた奴等だけならこんな数にはならないはず…」
また大群がきたことに鬱陶しそうな口ぶりの胡桃、そして悠里はこの大襲撃の数がここら付近の奴等の数では割りに合わないとこの件に疑問を口にする。
「…恐らく俺の推測なんだけど…この奴等は管理局がこの巡ヶ丘全域の奴等を此処に誘導してるんだと思う」
「巡ヶ丘全域ですか!?」
俺はこれまでの情報で纏めた推測をみんなに話しその事に直樹が全域から来ていることに驚く。
「そうじゃなきゃ、可笑しいだろ……これも正直な話なんだが…ここを守りきれる可能性だが…」
驚いているみんなに俺は更に話を進めここを守りきる確率を正直
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