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がっこうぐらし!The world in confusion
chapter54
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外へ向かい走りだしそのあとを音姉と優花が慌ててついてくるのであった。

胡桃SIDE

つい先程までは静かな夜中であった。

ほとんどの人は眠りについて朝になったら目をさます

当たり前のように過ぎるであろうその時間は簡単に砕け散った。

今では悲鳴と奴等の呻き声が響き渡り住民達は四方八方と逃げ回る。

パパとママと一緒に寝ていた私はその騒ぎで二人ともはぐれて一人ガングニールを起動させて奴等を薙ぎ倒しながら逃げ遅れている人を助けていた。

「はあぁぁっ!」

ガングニールの刃部分で目の前の奴の頭部を突き、直ぐ様頭部から抜いて束で後ろいる奴の腹を突きそれから体を反転させてその勢いで頭部目掛けて切り上げてガングニールの軌道は奴の頭部を捉えて2体目を倒す。

はじめの頃は一体倒すのにも苦労した経験があるけど、今は雄也やみんなのお陰でここまで強くなった。

もしかしたら雄也がいなかったら私はとっくの前に死んでいただろう…

それほど雄也は私…私たちにとって大事な親友だ。

今も私とは違う場所で戦っているであろう雄也やりーさん等を頭の隅でおもいうかべながら迫り来る奴等を足払いで体勢を崩すとそのまま頭を一突きして倒す。

「くそ!まだまだ来やがる」

[この数は異常だぜ!気を付けな嬢ちゃん!]

倒しても迫り来る奴等に嫌気を指す、私にガングニールが気を付けるように注意してくれる。

本当いい相棒だよな…こいつは

「胡桃先輩!」

奴等の相手に集中しようと思った時横から私の名前を呼ぶ声が聞こえてくる

というか、私のことを先輩と呼ぶのは知る限りでは二人しかいないんだがな

横から連射される銃音が響き奴等を五体蜂の巣にして倒された。

二人のうち銃火器使うのは一人しかいないわな

「圭、無事だったか!」

「胡桃先輩、私もいるんですが」

「ああ、すまん、美紀」

既にメインウェポンとなってるドラグノフを背中に携えて何故か自衛隊が持ってるライフルを手を持っている圭と圭と一緒にきた美紀が私の元へとやってきて、先程で弾を切らしたのかマガジンを外して弾込めできているマガジンを完全に手慣れた手つきでリロードして辺りを警戒しながら私に話しかけてくる。

「私、お母さんと一緒に校舎の方に避難していたんですけど避難途中で胡桃先輩の両親にあって、一緒にいた美紀と胡桃先輩を探していたです」

そう、簡単にここにきた理由を聞き、そのなかにあった内容に自分の両親の安否があったからほっとしながら警戒は緩めずに話返す。

「そうだったのか、取り合えずパパとママが無事でよかった…でももしかしたら逃げ遅れた人がここら辺にまだいるかもしれない、悪いんだけど手伝ってくれないか?」


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