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がっこうぐらし!The world in confusion
chapter54
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雄也SIDE

「っ!?」

就寝場所のテントへと向かう校舎の廊下、何事もなく歩いていたが突然嫌な気配を感じて校舎の窓から外を眺める。

「あんた…どうしたの?窓から外を見て」

「雄也くん?」

咄嗟の行動に近くいた音姉と優花がどうしたのかと訪ねられ俺は外を見ているとあることに気づきそれを話す。

「嫌な気配がしてな…それと…外…自衛隊が妙に騒がしくないか?」

外では自衛隊達がライフルを持ち慌ただしく動いていることに気づき、音姉達も俺の隣にくるとその光景を目にする。

「本当だ…何かあったのかな?」

「……嫌な予感がする…音姉ごめんだけど、俺今から硲さんのところへいくことにする…」

そういって急がなければ取り返しのつかないことになりそうで俺は誰もいない暗闇の廊下を走り出した。

「ま、待って!雄也くん!私もいく!」

そういって俺の後ろから音姉と優花も俺のあとを追いかけてきて、硲さんがいる応援室にノックなしで入ると既に緊迫の状況を物語るように眉間に皺を寄せた硲さんがいた。

「っ!雄也くんか、それに後ろの二人は昼間に一緒にきた子達だね」

「外の自衛隊が慌ただしかったから来たんですけど何かあったんですか?」

そう口にすると、深刻そうな顔をしてこちらを見てくる。

「…先程警備から入った通信で奴等が全方位から大勢こちらに近づいている…数は10000以上はいるらしい」

「10000以上だと!?明らかに異常じゃないですか!? 」

硲さんから聞かされた事象に俺は今起きていることの異常性に俺は大声をあげる。

「恐らく管理局が何か仕掛けたんだろう…我々の息の根を止めるために」

管理局の今回の仕掛けた理由を硲さんは推測して俺達に説明する。

「逃げ場はないってことですよね」

全方位から来ているのだ抜け道などあるはずもない

「此処には管理局から逃げてきた人たちもいる…それも犠牲にするなんて…あのムキラスの奴!」

完全に投降した局員をごみのように捨てるような作戦を使うムキラスに更に怒りを募らせながらも怒りに任せないように冷静に状況をみる。

「雄也くん…」

今の状況に恐怖している音姉は心配になって弱々しい声で俺にといかける

「取り合えず先ずは…「うわあぁぁぁぁっ!!奴等が来たぞぉ!!」っ!!」

始めにどうするかの内容を告げようとした瞬間校門の方から大声と悲鳴が聞こえ始めた。

「まさかもうここまで!?」

「っ!俺は外に出て奴等を倒します!直ぐに住民の避難を!」

「雄也くん!」

「私もいく!」

この学校まで来たかとに恐怖がいれまじる声でしゃべる音姉に俺も外からの声に反応しアークを起動させて住民を助けるために
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