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英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜(閃U篇)
外伝〜露店風呂の異変〜後篇
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い!」

「―――――」

「せーのっ!!」

「メェッ!?」

敵が苦しんでいる間にミリアムはアガートラムをハンマーと化させて敵を叩きつけるクラフト―――スレッジインパクトを叩きつけ

「五の型――――弧影斬!!」

「ブリューナク、照射。」

「――――――」

「弾けろ!―――バーニングフォース!!」

「メエエエェッ!?」

そこにリィンやアルティナの指示によるクラウ=ソラス、マキアスがそれぞれ遠距離攻撃を叩きつけた。



「フフ、見切れますか?ハァァァァァ……!奥義――――月閃光!!」

「メェッ!?」

そして敵に一気に詰め寄ったシグルーンは高速の連続技を叩き込み、敵に防御を崩し、その瞬間を逃さないエリスが強烈な攻撃を叩きつけた。

「修行の成果、今こそ見せて差し上げます!奥義―――――」

エリスは細剣でまさに雷撃の如くの速さで次々と突きを敵のあらゆる箇所に叩きつけ

「紫電絶華!!」

「メェェェェェ……ッ!?」

最後に敵の背後へ駆け抜けると共に強烈な一撃を叩きつけると敵は戦闘不能になった。



戦闘が終了し、自分達の敗北を悟った魔獣達は後ずさり始め

「さあ、これに懲りたら元いた場所に帰るんだ!また現れたら今度は容赦しないからな!」

リィンの言葉を合図に逃亡した。



「敵の撤退を確認。戦闘終了です。」

それを見たアルティナはクラウ=ソラスと共にリィンの身体に戻った。

「また現れないといいのですけど……」

「まあ、あれだけ痛めつけられたのだから2度とユミルには来ないだろう。」

不安そうな表情をしているエリスの言葉にマキアスは答えた。

「なにはともあれ、みんなお疲れサマー!」

「フフ、せっかく温泉宿に泊まっているのですから、帰ってもう一度湯に浸かるのもいいかもしれませんわね。」

その後リィン達は鳳翼館に戻り、支配人達に異変の正体を説明した。



〜鳳翼館〜



「なるほど、異変の正体は魔獣でしたか……」

「うーん、気付けなかった自分が何だか恥ずかしいわね。」

「ええ、それに怖がっていた自分も……」

異変の正体を知った支配人は驚き、従業員達は苦笑したり疲れた表情をし

「まあ、あれだけ雪に紛れていれば仕方ないと思いますけど。」

「だね、それに夜だし。」

「わたくし達も最初はわからなかったくらいですから、無理ないですよ。」

アリサとフィー、セレーネは慰めの言葉を従業員達に送った。



「しかしヒツジンの一種か……これまでにも、同じようなことはあったのか?」

「まあ、たまに迷い込んでくることはあるんだが……続けて現れるなんて
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