第18話
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「あの小さな身体に一体どれほどの力が秘められているんだ………?」
「………少なくともここにいる全員で挑んでも勝てるかどうか正直わからないな………」
クローゼはかつての戦いを思い出して信じられない表情でレシェンテを見つめ、ユリアとミュラーはレシェンテが秘めている力に畏怖を感じた。
「驚きました………まさか古の”魔神”であるナベリウス以上の力を持つ方がいらっしゃるなんて………」
「私でも……あれだけの力………出すの………難しい………」
一方リタとナベリウスは驚いた表情をし
「………思い出した。レシェンテ………”七魔神”の一柱、”紅雪”のレシェンテ。」
「エヴリーヌ、知っておるのか?」
レシェンテの正体を知っている様子のエヴリーヌにリフィアは尋ねた。
「うん。エヴリーヌ達がブレアードに召喚される前からアヴァタールの各地に散らばっている遺跡に封印されていた”魔神”………いや、”古神”かな?。確か”七魔神”にはもう一つ呼び方があって……”古神七英雄”………だったと思うけど。」
「”古神”だと!?……なるほど。道理であれほどの力を持っている訳だ………それにしてもまさか”古神”すらも”使徒”にするとは………さすがはセリカじゃな!」
そしてエヴリーヌの説明を聞いたリフィアは驚いた後、感心した様子でレシェンテを見つめた。
「こらー!いい加減、力を引込めなさい!みんな、あんたの力に驚いているでしょうが!それにあたし達だってキツイんだからね!」
「レシェンテ〜、お願いします〜。」
そしてマリーニャは怒り、サリアは嘆願した。
「む〜………まあ、わらわの力をとくと知ったようじゃから良しとするか。」
2人の言葉を聞いたレシェンテは物足りなさそうな表情をしたが、すぐに納得して開放していた力を引込めた。
「ぜえ……ぜえ………なんちゅうとんでもない娘や………」
立ち上がったケビンは息を切らせながら、疲れた表情で溜息を吐いた。
「はわわっ!レシェンテちゃんって、本当に神様なんだ………」
「うむ!………まあ、今はセリカの”使徒”じゃがな。」
そしてティータの驚いている様子に気分を良くしたのか、自慢げに胸を張って答えた。
「じゃあ、次はサリアの番ですね〜。…………あれ??」
「?どうしたの、サリア。」
自分の服のポケット等を調べ、首を傾げたサリアにマリーニャは尋ねた。
「う〜………お友達がいる召喚石………今、一つしか持っていないです〜。」
「な、なんですって〜!?」
そしてサリアの答えを聞き、マリーニャは声を上げて驚いた。
「何か問題があるのですか?」
その様子が気になったリースは尋ねた。
「大問題よ!この娘
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