第18話
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気を出したらリフィアやナベリウスの魔術より強いと思うわ。」
「ほう………?」
「おおー………」
マリーニャの説明を聞いたリフィアは興味ありげな視線でレシェンテを見つめ、ナベリウスは驚いた声を出して静かな表情でレシェンテを見つめた。
「ふえ?それってどういう意味なんですか………?」
一方マリーニャの説明を聞いて疑問に思ったティータは尋ねた。
「あ〜………それはその〜………」
ティータに尋ねられたマリーニャは話を誤魔化すかのように言葉を濁そうとしたが
「ん?それは勿論わらわが”真なる女神”だからだぞ。」
「ちょっ、レシェンテ!?」
レシェンテ本人があっさりと答え、マリーニャは慌てた。
「ふえ………?」
「マ、マスター………今、とんでもない言葉が聞こえてきたような気がしたんですけどあたしの空耳ですか………?」
「い、いいえ。勿論私の耳にも聞こえたわよ………”女神”という言葉が。」
レシェンテの答えを聞いたティータは呆け、ツーヤとプリネは冷や汗をかき
(レシェンテ………どっかで聞き覚えがあるような…………?)
エヴリーヌは考え込み
「え〜と、さすがにそんな冗談はよした方がいいとボクでも思うよ。エセとはいえ神父とシスターがいるんだから。」
ジョゼットは遠慮気味に話かけ
「だから、一応エセとちゃうねんけど。」
「………ケビンの普段の行いのせいで私まで同列にされたのはショック。………それよりそんな安易に自分の事を”神”だなんて名乗っては駄目ですよ?”神”とは地上に生きる者全てを見守ってくれる尊い方なんですから。」
ジョゼットの言葉を聞いたケビンは溜息を吐き、リースはジト目でケビンを睨んだ後、レシェンテの前に来た後、しゃがんでレシェンテと目線を合わせて優しい口調で諌めた。
「む〜………!どうやら信じていないようじゃな!だったら、証拠を見せてやるぞ!…………ハアッ!!」
リースの言葉を聞いたレシェンテは頬を膨らませた後、自らに秘められるすざましい魔力や神気を開放した!レシェンテが開放した魔力や神気に呑まれた勢いによってマリーニャ、サリア、リフィア、エヴリーヌ、リタ、ナベリウスを除いた全員は地面に膝をついた!
「クッ…………なんて力だ………!先程戦った聖典に出てくる悪魔とは比べ物にならない………!」
「な、なんやこのとんでもない霊圧は………!」
「信じられない………今、感じるすざましい霊圧を考えると”神”としかいいようがない………」
レシェンテの力を感じ取ったヨシュア、ケビン、リースは信じられない表情をし
「それに”環”の力で変貌したワイスマン教授とは比べ物にならないくらいの力を感じます………!」
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