第17話
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佐にジョゼットさんにリタちゃんとツーヤちゃん………リフィアさんにエヴリーヌさんまで………」
「………プリネ………久し………ぶり………」
クローゼが目の前の人物達に驚いている一方ナベリウスはプリネに話しかけた。
「え!?ナ、ナベリウスさん!?それに確か貴女は以前リフィアお姉様が結婚式に招待した”神殺し”の”使徒”………!どうしてお二人がここに………?」
「へ〜、たった一回しか会っていないのにあたしの事も覚えているんだ。」
そしてナベリウスと自分の存在に驚いているプリネにマリーニャは感心した声を出した。
「そ、それに………」
一方クローゼは顔をわずかに赤らめ、そして嬉しそうな表情でヨシュアを見つめた。
「クローゼ………久しぶりだね。ジーク共々、元気そうで何よりだよ。それに姉さんも。レーヴェも元気?」
「え、ええ………それよりヨシュアまでいるなんて、一体何が起こったの………?」
「ヨ、ヨシュアさん………あは………何がなんだかよくわかりませんけど………これが夢なら……覚めて欲しくない気分です。」
「ピュイ!」
ヨシュアに微笑まれたプリネは頷いた後戸惑い、クローゼは嬉しそうな表情をし、ジークはクローゼの言葉に頷いた。そしてケビン達は状況をクローゼとプリネに説明した。
「………そんなことが………どうやら尋常ではない事態が起こっている最中のようですね。その異界化した王都というのが偽物だったのは幸いでしたが………」
「………ただし、本物の王都が無事である保障はありません。あれほど大きな空間を寸分違わず再現できる力………どんな影響を他に及ぼすかわかったものではありませんから。」
「………そうですね。それにもしかすれば、帝都――ミルスの偽物があってもおかしくありませんね………実際、異界化した王都という前例があるのですから。」
「フム………確かにそれは考えられるな………」
クローゼが呟いた言葉にリースは静かな口調で答え、プリネとリフィアはリースの言葉に頷いて考え込んだ。
「リース殿………何もそのような。」
「いえ、そう言って頂けると事態の深刻さも実感できます。――わかりました。どうか私も協力させて下さい。微力ながら皆さんのお力になれるかと思います。」
「ピュイ!」
「殿下、しかし…………」
クローゼの決意を知ったユリアは心配そうな表情で見つめたが
「ごめんなさい、ユリアさん………ですが王都を………場合によってはリベール全体を巻き込むかもしれない事態です。ここで何もしなければ王太女などという過ぎた名前を名乗っている意味がありませんから。」
「……御意。」
クローゼの真意を知ると静かな表情で頷いた。
「勿論、私も協力させ
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