第16話(2章終了)
[4/4]
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
「分け身………いや、空蝉か。」
「戦いの最中にすり変わったのか………」
「………ムカツク。あいつは絶対殺す………!」
それを見たリースは呆け、ユリアとヨシュアは真剣な表情で呟き、エヴリーヌは不愉快そうな表情で呟いた。
「フフ、よくぞ見破った。この『第二星層』におけるそなたらの役目は終わりだ。いざ、白き翼と巫女の娘を手に入れさらなる深淵へと挑むがいい。はは………次なる邂逅を楽しみにしているぞ………」
そして影の王の言葉が部屋中に響き渡った後、影の王がいた場所に転移陣が現れた。
「フン………芝居がかったやっちゃ。ああいう芸風は寒いだけやっちゅうねん。」
「………ケビン………」
どこか無理をして笑っているケビンに気付いたリースは心配そうな表情でケビンを見つめた。
「さてと、新たな封印石も手に入ったことやし………いったん拠点に戻って中の人達を解放するとしよう。『白き翼』と『巫女の娘』って言葉でおおよそ見当が付いたし。」
「ええ、確かに。」
「………ああ。そうしてもらえると助かる。」
「早くマスター達を解放しましょう。」
そしてリースの様子に気付かず、提案したケビンの言葉に、ヨシュア、ユリア、ツーヤは頷いた。
その後ケビン達は一端庭園に戻った…………
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ