第14話
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〜グランセル城・エントランス〜
「……………………」
「………やっぱり人の気配はありませんね。」
「ウム。皆、その”封印石”とやらに取り込まれているのか?だったら、探してやらねばならないな。」
「遊ぶのは好きだけど、そういう遊びは得意じゃないんだけど。」
「エ、エヴリーヌさん………」
王城に入ったユリアは真剣な表情で黙り込み、周囲の気配を探ったヨシュアが呟いた言葉にリフィアが頷き、エヴリーヌが呟いた言葉を聞いたツーヤは苦笑していた。
「いや………そうでもなさそうや。」
「………気を付けて。集まってきています。」
「………っ!?」
「………!?」
そしてケビンとリースが忠告をしたその時、なんと亡霊のような魔物達が現れた!
「さっそくのお出迎えか………」
「女神よ………この迷える魂たちに安らぎを与えたまえ………!」
ケビンは仲間達と共に武器を構えて真剣な表情で呟き、リースは静かな表情で祈りの言葉を呟いた。
「はじめちゃおっか、キャハッ♪」
そしてケビン達は戦闘を開始した!戦闘は戦い慣れているメンバーばかりだったので、特に危機もなく、戦闘を終了した。
「くっ、まさかこんな………城にいた者達は一体どこに行ったんだ!?」
「ユリア大尉…………」
戦闘が終了した後、唇を噛みそして叫んだユリアをツーヤは心配そうな表情で見つめた。
「とりあえず………城の中を調べてみましょう。何か手掛かりが見つかるかもしれへんですし。」
「ああ………謁見の間、親衛隊詰所、地下区画、そして女王宮………一通り回る必要がありそうだ。」
そしてケビンの提案にユリアは頷いた。その後ケビン達は探索を続け、女王宮に行くために空中庭園に出た。
〜空中庭園〜
「ひ、ひいい………来るな………来ないでくれ…………」
ケビン達が空中庭園に到着すると人の声が聞こえてきた。
「人の声………!?」
「無事だった者がおるんか!?」
(あれ………?どこかで聞いたような………?)
「………急ぎましょう。」
人の声を聞いたユリアは驚き、ケビンは血相を変え、声に聞き覚えのあるツーヤは首を傾げたが、リースに促されて気にせず仲間達と共に声が聞こえた方向に向かった。そして声が聞こえた方向に向かうと、なんとギルバートが魔物達にジワジワ詰め寄られていた。
「ど、どうしてこんな事に………」
魔物達に詰め寄られているギルバートは信じれない表情で呟いた後
「く、来るな!頼むから来ないで下さい!」
なんと土下座をして命乞いを始めた!その様子を見たケビン達は脱力した。
「………なんだあれは。」
「
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