第13話
[2/4]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
ハハハ――!!」
「………嫌な予感……」
リフィアは高々と笑いだし、それを見たエヴリーヌはゲッソリした表情をした。
「ど、どーして笑っているんですか?リフィアさん。」
リフィアの様子を見たティータは戸惑った様子で話しかけた。
「これが笑わずにいられるか!謎の空間………異界化したグランセル………封印石の中に閉じ込められた余達………そして滅したはずの”邪竜”の力の一部が蘇った事………ウム!興味が湧いて来た!エヴリーヌよ、早速探索を開始するぞ!」
「なんでエヴリーヌが………めんどくさい。エヴリーヌはもう少し寝てるから、リフィア達が帰る方法をさっさと見つけてよ。」
「働かざる者、食うべからずだ。それに話によるとひょっとすれば今まで戦い滅したはずの敵達が蘇っている可能性も高いのだぞ?その時こそ、お前の………”魔神”の力が必要だろうが。それにお前は余の下僕!同じ下僕のマリーニャと共に進もうぞ!」
「だ〜から、誰があんたの下僕よ!」
「………どうせ、そういうと思った………めんどくさいけど………少しは遊びがいのある相手も蘇っているかもしれないか………それなら遊びがいはあるし、暇つぶしにはちょうどいいから、いいや、キャハッ♪」
リフィアの言葉を聞いたマリーニャは溜息を吐いた後、リフィアを睨んで指摘し、エヴリーヌは溜息を吐いた後、無邪気な笑顔を見せた。
「フフ、相変わらずですね。」
その様子を見ていたリタは微笑んだ。
「フム………そういえばリース……と言ったな。お前の”アルジェント”という名を聞いて、気になったのだが………まさかお前は”千の腕”――ルフィナ・アルジェントの縁者か?」
「姉を知っているのですか?」
リフィアに尋ねられたリースは驚いてリフィアを見た。
「直接の面識はない。ファーミシルスの情報網でお前の姉の名があっただけだ。」
「ファーミシルス………”空の覇者”ですか。なぜ、大将軍閣下が姉の事を?」
「あ奴は大陸中の優秀な軍人、遊撃士等の情報を集めていたらからな。その中にお前の姉の名があったのだ。」
「ルフィナ姉さんはとんでもない優秀な騎士やったから、メンフィルに名を知られていてもおかしくないで。」
「………そう。」
そしてリフィアとケビンの説明を聞いたリースは静かに頷いた。
「そういえば、ティータ、久しいな。いつになったら我が国に留学するのだ?レンもいつ来るのかと楽しみにしていたぞ?」
「レンちゃんが………えへへ。………数年以内には留学しようと思っています!今、ちょっとお祖父ちゃん達と共同の開発をしているので、そっちに一定の区切りが付くまでは一緒に開発したいですし………」
「”オーバルギア”か。祖国の為にも頑張ると
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ