第8話
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あ市街の様子を調べながらいったん城を目指すとしよう。相当、手強そうなんがうろついているみたいやから気を引き締めて行こうか。」
「了解。」
「は、はいっ!」
ユリアの様子を見てケビンがリース達を促したその時
「!みんな、構えて!」
「来ます………!」
何かに気付いたマリーニャとリタが武器を構えて警告した!すると複数の甲冑姿の兵士達がケビン達に向かって突撃して来た!
「チッ、早速かいな!」
突撃してくる兵士達を見たケビンは舌打ちをした後、仲間達と共に武器を構えたその時!
「まかせ、とけ!」
いつの間にか詠唱を終えていたナベリウスが高位火炎魔術――炎叉龍の轟炎を放った!ナベリウスの魔術によって甲冑姿の兵士達は跡形もなく焼き尽くされた!そしてさらに新手の甲冑の兵士達が現れたが
「……来て………」
ナベリウスはケルベロスを召喚し
「行って………」
「グオッ!!」
ケルベロスに指示をした!ナベリウスの指示にケルベロスは頷き
「グルッ!!」
ケルベロスは巨大な身体で敵達に飛び掛かり、次々と爪で引き裂いたり突進をして敵を滅していった!
「これで………終わり………死愛の魔槍………!!」
そして残りの一匹はナベリウスが魔術を放って止めを刺した!
「「「「「…………………」」」」」
その様子をリタ以外の人物達は呆けた表情で見つめていた。
「おしまい………戻って………」
一方ナベリウス達はケビン達の様子を気にせず、ケルベロスを戻した。
「?どうしたんですか、みなさん。」
リタはケビン達の様子に気付いて首を傾げて尋ねた。
「……みんな、ナベリウスの強さに驚いているのよ……慣れているあたしでも驚くんだから………相変わらずあんた達ってつくづく無茶苦茶な存在ね………」
リタの疑問に一言も発しないケビン達に代表してマリーニャが溜息を吐いて答えた。
「このくらい………おちゃのこさいさい…………」
「ハ、ハハ………そら心強いな………」
「幼い容姿をしていても、さすがはかのソロモン72柱の一柱だけあって、私達とは比べ物にならないですね………」
「ああ。彼女達もそうだが、異世界には一体どれほどの猛者達がいるんだろうか………?」
「す、凄すぎるよ、ナベリウスちゃん………!私が知っている魔術を使う人の中でも一番凄いんじゃないのかな………?」
ナベリウスの容姿とは裏腹のとてつもない実力にケビンは冷や汗をかき、リースとユリアは真剣な表情で呟き、ティータは尊敬の眼差しでナベリウスを見つめていた。
「そんなに………褒めないで………照れる………ぽ。」
「フフ、みんなに褒めてもらえてよかったね、ナベ
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