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英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜(閃U篇)
第93話
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あ、あの…………誰か来たら本気でマズイので……お願いですから自重してください……」

頬を膨らませるアルフィン皇女の言葉を聞いたリィンはアルフィン皇女が求めている”行為”を察して表情を引き攣らせた後、何とかアルフィン皇女を思いとどまらせようとしたが

(うふふ、これなら問題ないでしょ♪)

「!?こ、これはベルフェゴールの…………」

ベルフェゴールが展開した結界に気付き、逃げ場が無くなった事に気付いて表情を引き攣らせた。



「ふふ、お気遣いありがとうございます、ベルフェゴールさん♪遅くなりましたが、わたくしをパンダグリュエルから助け出してくれた時にも伝えた通り、たくさん奉仕をしてさしあげますわ♪」

その後リィンはアルフィン皇女との”行為”を終えた。



「フフッ、今ので赤ちゃんができているといいですね、あ・な・た♪」

「う”…………」

”行為”を終えて事後処理をした後”行為”の最中に脱いだ下着とスカートをはいたアルフィン皇女に微笑まれたリィンは大量の冷や汗をかいて表情を引き攣らせた。

「…………どうやらその様子ですとやはり”していた”ようですね……?」

するとその時エリスが部屋に入って来た。



「エ、エリス……」

「兄様。兄様も殿方ですから、私や姫様達とするなとは申しませんがせめて時と場所を選んでからしてください。幾ら結界で外部からの侵入を阻んでいるとはいえ、他の方達が結界に気付いたら何事かと思いますよ?姫様も兄様と男女の営みをするのでしたらせめて皆様が寝静まる夜にしてください。」

冷や汗をかいているリィンをエリスはジト目で見つめながら指摘した後アルフィン皇女に視線を向けた。

「うふふ、今度からそうするわ。そ・れ・よ・りも♪早くリィンさんと結婚しないと結婚する前にわたくしが産んだ赤ちゃんにとって腹違いの”母親”ではなく、リィンさんと結婚するまでは”叔母”になるから、エリスも早く結婚した方がいいと思うわよ?」

「!!!!??…………兄様。まさかとは思いますが……!」

アルフィン皇女にウインクをされて目を見開いたエリスは膨大な威圧を纏って全てを凍りつかせるかのような絶対零度の目でリィンを見つめ

「……………………」

リィンは表情を青褪めさせて身体を震わせていた。

(うふふ、実際どうなのかしらね♪)

(ふふふ、本当に”できていたら”興味深い事になるでしょうね。)

(フフ、みんな怒った後、みんなもリィンの赤ちゃんを求めてくるのではないかしら?)

(ア、アイドス様……冗談になっていませんよ?その推測……)

(結婚もしていないのに、妊娠させるなんて不埒すぎます……まあ、マスターなら十分にありえそうですが。)

ベル
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