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英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜(閃U篇)
第93話
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と。まあ、仲が良くって何よりだな……?」

アルフィン皇女とエリスに問いかけられた商人は苦笑しながら答え

「……ど、どうも……」

リィンは表情を引き攣らせながら答えた。その後3人は街の出入り口まで移動した。



〜市内〜



「ふう……なんとか騒ぎにならずにすみましたけど。あれはさすがにやりすぎでしょう?それにエリスも止めるどころか何で一緒になって事態を悪化させようとするんだよ……」

「あれはエリスとエリゼさんの気持ちを代弁させていただいたまでですわ。」

「私は事実を申したまでですが?」

「う”……(女学院に中々顔を出さなかった事にまだ根に持っていたのか……)」

アルフィン皇女と共に答えたエリスの答えを聞いたリィンは疲れた表情をした。その後、一足先に艦で待つというアルフィン皇女とエリスをカレイジャスまで送り届けたリィンは街に戻ろうとしたがアルフィン皇女に呼び止められた。



「リィンさん、申し訳ないのですがわたくしの部屋まで送って頂けないでしょうか?」

「え……」

「?は、はあ。わかりました。それじゃあエリス、後でな。」

アルフィン皇女の申し出を聞いたエリスは目を丸くし、戸惑いの表情をしたリィンはアルフィン皇女と共に4Fの貴賓室に向かい始めたが

「で、殿下!?一体何を……」

アルフィン皇女が突如自分の腕と組んだ事に驚いて立ち止まった。



「フフッ、さあわたくしの部屋に行きましょう?」

「??」

「…………………ハア………………」

アルフィン皇女の行動からある事を察した後ジト目で二人を見つめ続けていたエリスは溜息を吐いた。



〜カレイジャス・貴賓室〜



「で、殿下?部屋に着きましたが……一体どこまで送ればよろしいのですか?」

アルフィン皇女の執務室兼私室に到着したリィンは未だ腕を離さずどこかに向かっているアルフィン皇女に戸惑いの表情で尋ねていると、ベッドの前まで連れてこられた。

「え”。あ、あの……殿下、これは一体……?」

ベッドに連れてこられたリィンはある事を察して表情を引き攣らせた後アルフィン皇女を見つめて尋ねると

「えいっ♪」

アルフィン皇女はリィンをベッドに押し倒した。



「!?殿下、一体何を―――――なっ!?で、でででで、殿下!?一体何を……!んんっ!?」

押し倒した自分のズボンのベルトに手をかけてズボンを脱がし、下着までも脱がそうとするアルフィン皇女の行動を見たリィンが慌てたその時アルフィン皇女は自分の唇をリィンの唇に押し付けた。

「もう。二人っきりの時や愛し合う時は”アルフィン”と呼ぶようにと前にも”命令”しましたわよね?」

「…………
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