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英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜(閃U篇)
第86話
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「怖いけど……僕も突入班としてがんばるよ。そして、この手で姉さんを助け出してみせる……!」
エリオットは決意の表情をした。
「残りのメンバーも内部で陽動と警戒を受けもつのだったな。」
「失敗は許されない……力を合わせる必要があるな。」
「今は”見えない”けど……みんなで力を合わせれば、きっと上手く行くと思うわ。」
ラウラとガイウスは真剣な表情をし、ゲルドは静かな笑みを浮かべ
「フフ、既に的中しているゲルドさんのが言えば成功する事間違いなしの心強い”予言”ですね。」
「ま、あんまり”予知能力”に頼りすぎるのもどうかと思うけどね。」
「そうね……未来は自分達で掴み取るからこそ、素晴らしいものなのだから………」
ゲルドの言葉を聞いたエリスは微笑み、静かな表情で呟いたセリーヌの言葉にエマは頷いた。
「あはは、なんだか武者震いしてきたかもー。」
(相変わらず彼女の思考は理解できません。)
無邪気な笑顔を浮かべるミリアムの言葉を聞いたリィンの身体の中にいるアルティナはジト目になった。
「君達、心の準備はできているかい?」
「はい―――迷いはありません。フィオナさんの救出……必ず成し遂げてみせます。」
ジョルジュの問いかけにZ組を代表して答えたリィンは決意の表情でジョルジュを見つめた。
「ま、こうなったらやるしかないわね。」
「頑張りましょう……!」
「それじゃあみんな、配置について!クロイツェン州北東部―――”双龍橋”に向けて発進します!」
「イエス・マム♪」
「全速全身っ、レッツゴー!!」
トワの指示にカレイジャスの船員となった学院生達はそれぞれ気楽な口調で答えた。
「…………………」
(猟兵団、か……―――とにかく、あたしも気を引き締めていかないとね。)
フィーは決意の表情をしたサラ教官に視線を向けていた。
そしてカレイジャスは作戦を開始する為に双龍橋方面に向かった!
同日、12:00―――――
〜クロイツェン州領邦軍拠点”双龍橋”周辺〜
カレイジャスが到着する少し前、第四機甲師団との戦闘をしていた機甲兵達は第四機甲師団に圧され、次々と後退していた。
「お、おのれっ……”第四機甲師団”め!」
「とにかく体勢を立て直さねば――――」
機甲兵達が第四機甲師団が現れるトンネルを睨んでいると突如砲弾がトンネルから現れ、機甲兵達に次々と命中した!
「ぐわっ!?」
「うおおおおおっ!?」
たった一発の砲弾で機甲兵達が戦闘不能になるとクレイグ中将率いる第四機甲師団が姿を現した!
「フン、我ら第四
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