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ショッピングゲーム
予選 宝探しゲーム
ゲーム終了10秒前です。

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詩覇(俺、惨めだ・・・)
next...?

詩覇「ぜぇぜぇ...。休憩室は...ここか。ん?あれは...」
休憩室には、たくさんの参加者が水やらおしゃべりやらを、しにきていた。
詩覇の背の高さの3倍はある、巨大なガラス窓から見える景色はとてもきれいだ。
そのガラス窓から遠くの方に見えた茶髪イヤリングは、
稲葉から宝箱を奪った山崎だった。
稲葉「あいつ、俺から腕輪もらってクリアしたんじゃ...」
山崎は宝箱を見つけた人に声をかけ、次々と奪っていっていた。
りす「その人、下っ端なんでしょ?上の人のために集めてるんじゃない?」
詩覇「そうかもね。...あるいは、
予選を突破する、つまりライバルを少しでも減らすためじゃないかな」
稲葉「陰湿なことするんだな。まあ、どうせおれたちには関係ないけど」
詩覇「でも...そう...だな」

アナウンス<ゲーム終了5分前です。クリア者は休憩室にお集まりください>
りす「もう5分前...って、これ以上休憩室に入りきるの!?」
稲葉「暑くなりそうだ。外に出よう!」
そういっている間にも、続々と休憩室に集まってきている。
腕輪をつけてない者もいる。もう、あきらめたのだろう。
詩覇「もう外には出れなさそうだな。はしっこの方にいこう。」
りす「あれ、詩覇くんは、[はしっこ]なんだ!」
稲葉「俺は[すみっこ]派だな」
りす「詩覇くん、私も、[はしっこ]派だよ?」
詩覇「なんの話してんすか。さっさと動かないと」

アナウンス<ゲーム終了10秒前です。5・4>
休憩室ではアナウンスと一緒になってカウントダウンし始める者がいた。
みんなそれにつられてカウントしはじめる。
アナウンス&歓声「<3・2・1!>」

アナウンス<予選、宝探しゲーム終了です。
敗者は、すみやかに本店から退出ください>
歓声「フォーーーーーーー!」
休憩室から出て行く流れに乗って、詩覇たちも外に出た。
りす「やったわ!予選突破!ありがとう詩覇くん、あなたのおかげよ!」

アナウンス<只今の時刻は午後3時。本戦は三時間後の午後6時からはじまります。
本戦が始まる前にグットン映画館本店へお集まりください。
なお、本戦開始時に指定の場所にいない場合は、参加を拒否したとみなします。
本戦開始後の途中参戦は出来ませんのでご了承ください>

詩覇「あと三時間か。まだ時間が少しあるね・・・」
稲葉「いやいや。絶対お前なら迷うから。これくらいは、ないと」
りす「大丈夫!案内なら出来るから!思いっきり楽しみましょう!
そうそう、私行きたいところがあるんです!」
詩覇「そして結局」
りす「ついてきてくださいねええええ!」

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