第9話 誰にも負けない思い
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じゃねぇか」
「えへへ〜///なんとなくかな〜。そんなことより!花陽ちゃん入ってくれると思う?」
「そうですね....彼女は入ってくれるんじゃないかと思っているのですが....。大地、罰としてあなたの唐揚げいただきます」
「あ、こら!何の罰だよ!俺の好物奪ってんじゃねぇ!」
「じゃあ私は大地くんの2番目に好きなトマトもらっちゃお〜」
「あぁ!俺のトマトちゃんが〜っ!!てか!なんで俺がトマト2番目に好きなの知ってるんだよ!」
「それは私が教えました!」
後ろで抱きつきながらえっへんと威張る穂乃果。
なんでお前が知ってるんだよ.....
「ったく..俺の弁当勝手にあさるなよ〜。もぐもぐ....んくっ、大丈夫だ。花陽は絶対μ'sに入ってくれるよ」
「えっ!?ほんと!?」
穂乃果の包容から開放されたかと思うと今度は俺の手を握る
なんなの?今日の穂乃果は
「どうしてそんなことが言えるのですか?」
「だって....君たち昨日あんなに真剣に花陽のこと引き込もうとしてたじゃん。まるで獲物を逃がさないかのようにさ....もぐもぐ..」
「え?まさか大地くん...起きてたの?」
「まぁな...起きるタイミング失ったので狸寝入りしてた」
「そ、そうでしたか.....」
「ダ.....ダレカ.....ダレカタスケテェェェェェェェッッッ!!!」
と、聞いたことあるような声の悲鳴が中庭から聞こえた。
誰か......って....誰だよ......
(そういえば....大くん...花陽ちゃんのこと花陽って呼んでたよね?
(そうですね。昨日までは小泉さんと呼んでいたのを覚えています。彼はまたなにか粗相を起こしたのでしょうか.....)
(あとで大地くんはことりのおやつにしなきゃね!悪い子にはおしおきなんだから!)
(今度大くんと花陽ちゃんが会話するときの花陽ちゃんの表情を見ておこう)
((了解!))
「ん?どうしたの?3人でこそこそと」
「な、なんでもないよなんでも!!あははは」
今日は天気が良かったので屋上で練習をすることにした。といっても現時点でやれることは限られているので筋トレ、ストレッチの他に初ライブで踊った『START:DASH!!』の復習だけだけど。
それらが概ね終わったのは日が暮れた頃に彼女は....正確には星空さんと西木野さんに引っ張って花陽はやってきた。
なんていうか『宇宙人!現る!』みたいな大スクープされた感じで捕まってるな。
「つまり、メンバーになる
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