第9話 誰にも負けない思い
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さ、さぁ...それよりも早く準備してください」
コイツはあくまでシラを切るつもりだな。言っておくが忘れちゃいねぇぞ。後でこの恨みは晴らさせてもらうからな。
「はいはい......んじゃあ帰るか小泉さん」
「は、はい.....先輩方、お邪魔しました」
「うん!またね花陽ちゃん。ゆっくり考えて答え聞かせてね。」
「私達はいつでも待ってるから」
「どうだった?今日あいつらと話せて」
帰りに小泉さんに改めて想いを聞いてみる
「え?....私は....スクールアイドル...やりたいです」
「ふっ......そうか」
「でも.....」
「ん?」
「....まだ不安です。先輩方と一緒にやってスクールアイドル上手くできるかどうか....不安.....です。自信もないです。」
最後の壁はそれか.....
「.....小泉......いや、『花陽』」
「ふぇっ!?え?あ、あの......」
「自信が無くても!やりたいって思うなら....やるべきだよ。俺はやりたくても.....やれなかった.....だからできない辛さは俺にもわかる。後悔するって気持ちもよくわかる」
「笹倉....さん」
「それに....不安だ、自信ないって言うなら....俺がついてる!」
「え?」
ぽかんと口をあけて黙らないでくれよ。俺だって恥ずかしいんだからさ
「あいつらと一緒で不安?なら俺が花陽のこと応援するよ。」
「笹倉....さん?」
「俺にできることなんて雑用とコーチ(仮)ぐらいしかできないとでも思ったのか?俺は.....あいつらだけじゃない君のことだって支えてあげるよ」
「.......」
「実はさっき言えなかったんだけどさ」
「な、何をですか?」
「何故、アイドル部にいるかって話。実はあの理由は本当のじゃないんだ」
「と、いうと本当の理由ってなんですか?」
「それはな.....あいつらの笑顔を守りたいと思ったからなんだ。それがあいつらと.....アイドル部にいる理由。だからもし花陽がアイドル部に......μ'sに入るってんなら....」
俺はひと呼吸おいて、花陽に告げる
「花陽の笑顔も............俺が守ってやる!」
「ねぇ大く〜ん」
「なんだよ...てかなんで穂乃果は後ろから抱きついてくるんだよ。ほら見ろ、ことりとか海未の視線が痛いほど俺のガラスのハートに刺さる
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