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μ's+αの叶える物語〜どんなときもずっと〜
第5話 その名はμ's
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これってどう言う意味?」

「多分...神話に出てくる女神のことじゃないかと」

「その通り、神話に出てくる9人の女神のことを示してるんだよ」

確か冬休みに読んだ本にそんなことが書いてあったような気がする


「いい名前なんじゃないかな?」

「そうですね、私もいいと思います。穂乃果は?」

「穂乃果も賛成!今日から穂乃果達は....μ'sだ!!!」



こうして音乃木坂スクールアイドルμ'sの誕生である。
こいつらならきっと廃校を阻止してくれるだろう。がんばれ!!!



でも......9人の女神ってことは...あと6人いるってことだよな?
俺は....入ってないよな?男だもん。






〜☆〜


コンコン

「すいません、2年の笹倉ですが西木野真姫って子はいるか?」

夕方、俺は西木野さんに最後の頼みとして1年生の教室にやってきた。
俺が来た途端みんな影でひそひそと話始めた。
そうか...忘れてたけどここ、女子高なんだった。
そりゃ俺みたいな異質者が女子高にいればみんなびっくりするよな

「あ、あの....」

「ん?」

振り返ると昨日興味津々にポスターを眺めていたメガネの少女がいた。


「あ、君は前にポスターを眺めていた子だよね?」

「は、はい。あの...あの時はすいませんでした」

「え?あ、いやいや大丈夫大丈夫!いきなり話しかけた俺が悪いんだから気にしたいで」

「は、はい」

1年生は1クラスしかないからこの子に聞いてみようかな

「あの、西木野真姫って子はどこにいるかわかる?」

「西木野さん...ですか」
「彼女なら音楽室に行ったにゃー!!」
「に、にゃー?」
そう言って話しかけてきたのは同じく一緒にいたメガネの子の友達だ。
ところで『にゃー』ってなに?『にゃー』って

「西木野さん、クラスであまり話さないんです。いつも昼休みは図書室で、放課後は音楽室によくいます」

なるほど.....彼女はクラスで馴染めないタイプの子なんだな。まあ....確かに気難しい子ではあるけど...
とにかく音楽室にいるってことがわかれば十分来たかいがあった。

「ありがとう。ところで名前教えてもらえないかな?俺は笹倉大地」

「こ、小泉花陽...です」

「凛は星空凛だにゃ!よろしくにゃ!!」

「あぁよろしく!」

メガネのの巨乳少女は小泉花陽。元気いっぱいのひんにゅ....ゲフンゲフン、
にゃーにゃーの猫は星空凛。よし、インプット完了

「じゃあ教えてくれてありがとう!今度新歓の放課後ここにスクールアイドルμ'sってのが誕生してその初ライブをするからよかったら見に来て!」

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