第5話 その名はμ's
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の反応なんだよ」
とりあえずチョップをいれておく
「いてっ」
「とにかくどうするよ......海未は作詞できたって言ってたぞ」
そう言って俺は海未のポケットから盗んできた歌詞の書いてある紙を広げる
「それ...持ってて大丈夫なの?」
「ん?さぁ...」
そう言いながら俺は歌詞を見つめる
『START:DASH!!』
それが俺達...いや、彼女達の始まりの曲である。
新入生歓迎会まであと6日
「ちょっと...いいかしら?」
教室へ向かう途中俺は絢瀬会長に呼び止められた。
穂乃果には先に教室へ向かうよう促し、俺は絢瀬会長の話を聞く
〜☆〜
『逆効果』
それが絢瀬会長に言われた言葉。
『元々スクールアイドルの無かったこの学校でやってみたけどできませんでした失敗しました。って言われたらみんなどう思うかしら?』
『.....』
『わたしはこの学校が大好き、廃校になってほしくない。祖母も音乃木坂出身だから守りたい。だからこそ簡単に考えて欲しくないの』
『.....守りたいと言う気持ちはあなたと同じだと思っていました。だけど.....残念です』
『え?ちょっとそれはどういうことかしら?』
『失礼します』
確かに俺らは簡単に物事を考えていたのかもしれない。スクールアイドルをやって人気が出れば入学希望者数も増える。つまり学校を存続できる。だけど...失敗したら?でも何もしないよりはいいじゃないか
生徒会の方は何もしてないみたいだし.....
「あったよ!!!1枚!!」
「ホントですか!」
「よかったね!穂乃果ちゃん!」
休み時間、穂乃果は何気なく廊下にあるグループ名募集箱の中を覗いたらなんと入っていたらしい。まさか本当に考えて入れてくれるやつがいたなんてな....これは予想できなかった。
穂乃果はよほど嬉しいのが目をキラキラさせている
「じゃあ...開けるよ?」
「どんな名前でしょう」
「真面目に書いてなかったら笑えてくるよな」
「大地くん、冗談はやめてよ」
穂乃果は恐る恐る紙を開ける。そこに書かれていたのは.....
”μ's"
「........石鹸?」
「違います!」
「ぐはぁっ!海未!腹を殴ることはないだろ」
なんでちょっとボケただけで腹を殴るのかな〜。そんな暴力をふるう少女に父さんは育てた覚えはないぞ!
「いつあなたが私の父さんになったのですか!」
心をなぜ彼女は読めるんですかね〜
「
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