第5話 その名はμ's
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られるの慣れた気がする....(Mではありません)
じゃあ.......
彼女たちがこれから先もずっと笑ってられますように
そして....
自分に欠けている記憶を取り戻すことができますように
「それでは、よ〜いスタートっ!」
お参りを終え、すぐに階段ダッシュへ戻る。
海未はストップウォッチを構え、2人の様子を伺う。
ふと、思い出したことを海未に聞いてみた。
「そういえば海未」
「なんでしょう?」
「一昨日生徒会室に行った時、申請書に俺の名前が書いてあった理由。教えてくれないか?」
『後でちゃんと説明しますから今は大人しくしていてください』
「っ!!//////」
海未の手からストップウォッチが落ちた。
俺はそれを拾って海未に手渡す。
「で?なんで?」
「そ、それは....その..ですね///」
「は〜や〜く〜。穂乃果たち来たら聞かれちまうぞ?それとも穂乃果たちも知ってるのか?」
「し、知ってますけど....」
「な〜んだ。穂乃果たちも知ってるのか、ならあいつらから聞くからいいや」
「そ、それはダメです!!!」
教える気がないなら無理しなくてもいいんだけど
「どうして君はそこまで顔を真っ赤にしてるんだい?そんなに恥ずかしい理由で俺を入部させたのかい?」
「ち、ちがっ」
「はっ!わかったぞ!俺のことを奴隷にす--」
「あなたがいれば何も怖くないからです!!!!!!!」
海未が顔を真っ赤にして出した理由は....
俺の顔も真っ赤にさせるほど影響を与えるものだった。
〜☆〜
「作曲...してくれないかな?」
「オコトワリシマス!!」
次の日の昼休み、俺と穂乃果は西木野さんを屋上に呼び出し作曲の依頼を頼んだ。結果はご覧の有り様。引き受けるどころか、速攻即答大否定。
あまりやりすぎるとダメかもしれない....
「どうして?まさかピアノは弾けるけど作曲はできないとか?」
「そんなわけないでしょ!ただやりたくないんです!そんなことは」
廃校のための作曲を『そんなこと』で否定されるとはな〜
彼女にとって廃校は『そんなこと』で済ます程度にしか思っていないのかもしれない
「どうして!あなとのその曲で廃校が阻止できるかもしれないんだよ?」
「興味無いんです!失礼します!!」
そう言い残し西木野さんは屋上を後にする
「.....かなり棘のある子だったな」
「お断りしますって....海未ちゃんみたい」
「それが普通
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