暁 〜小説投稿サイト〜
英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜(閃U篇)
外伝〜白き魔女との邂逅〜
[7/7]
[8]
前話
[9]
前
最初
[2]
次話
通りに本当にそうなったらその娘の”予知能力”は”本物”って事になるわね。その娘の”予知能力”が本物なら、”魔法”の才能も含めてその娘の”力”は貴方達にとって大きな助けになる事は確実よ。」
「そ、それは……」
「……確かに未来がわかれば、それに対する行動がとれるね。」
セリーヌは真剣な表情で呟いてリィン達を見回し、トワとジョルジュはそれぞれ考え込み
「フム……君達はどうするつもりだい?」
セリーヌの言葉を聞いたオリヴァルト皇子はリィン達に問いかけ、リィン達は少しの間黙って考え込んだ後互いの顔を見合わせて頷いてリィンが代表して答えた。
「―――ゲルドさん。俺達はいつ自分達の身に危険が迫ってもおかしくない状況に立たされています。そんな俺達について行く覚悟はありますか?」
「勿論あるわ。私の”魔法”ならきっと貴方達の助けになると思うから、どうか私を連れて行って。」
リィンの問いかけに対してゲルドは静かな表情で頷いた後決意の表情でリィン達を見つめた。
「こりゃ決まりだな……」
「そのようですわね。」
ゲルドの表情を見たトヴァルは苦笑し、シャロンは微笑み
「殿下。」
「ええ。―――”Z組”の”協力者”として、”カレイジャス”の所有者であるエレボニア皇女アルフィン・ライゼ・アルノールがゲルドさんの”カレイジャス”の乗艦を歓迎いたしますわ……!」
リィンに視線を向けられたアルフィン皇女はゲルドに微笑んだ。
こうして……記憶喪失であり、リィン達と同年代でありながらも強力な魔力をその身に秘め、”予知能力”というとてつもない能力を持つ謎の”魔女”――――ゲルドはZ組の面々に暖かく迎え入れられ、更に年齢も18歳とリィン達と年齢が近いと言う事もあって互いに呼び捨てや気軽な呼び方で呼び合う仲となるのに時間もかからなかった。
また、エリス同様ゲルドまでがヴァリマールの”準契約者”である事がすぐにわかり、旧校舎の”試練”も受けていない二人が”準契約者”である事に首を傾げたリィン達だったが、すぐに気を取り直してゲルドに本格的な活動をする前にARCUSの使い方などを教えた。
[8]
前話
[9]
前
最初
[2]
次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]
違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
しおりを解除
[7]
小説案内ページ
[0]
目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約
/
プライバシーポリシー
利用マニュアル
/
ヘルプ
/
ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ