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英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜(閃U篇)
外伝〜白き魔女との邂逅〜
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はある事に気付いて信じられない表情でゲルドを見つめた。
「ほえ?”予知能力”って何なの〜?」
「”予知能力”とは”未来が見える”能力です。過去”予知能力”を持つ”魔女”もいたと記録に残っています。」
ミリアムの疑問にエマは答え
「ええっ!?」
「み、未来が見えるって……そんなの作り話の中だけじゃないのか!?」
エマの答えを聞いたアリサは驚き、マキアスは信じられない表情で声を上げた。
「アタシも半信半疑なんだけどね……ゲルドって言ったっけ?アタシ達を見て、何か”見える”かしら?」
疲れた表情で答えたセリーヌはゲルドを見つめて尋ね
「…………………………!貴方と似た容姿の髪の長い女の人が青色の服を着た兵士の人達にどこかに連れて行かれる所が”見えた”わ…………」
尋ねられたゲルドはリィン達を見回した後エリオットの顔をジッと見つめて呟いた。
「ええっ!?ぼ、僕と似た容姿の髪の長い女の人っても、もしかして僕の姉さんの事!?」
「青色の服を着た兵士達に連れて行かれただと……?」
「青色の服の兵士……―――!まさかクロイツェン州の領邦軍の事か!?」
「そ、そう言えばクロイツェン州の領邦軍の服の色は青色でしたわよね……?」
ゲルドの答えを聞いたトヴァルは眉を潜め、心当たりがあるユーシスは目を見開いて厳しい表情をし、セレーネは不安そうな表情をし
「な、何で領邦軍がフィオナさんを連れて行くんだ!?」
「……可能性で考えられるとしたら、クレイグ中将に対する”人質”ですね。」
マキアスは戸惑い、クレア大尉は真剣な表情で呟いた。
「あ…………」
「……確かに今も抵抗を続けている正規軍”最強”と謳われている”第四機甲師団”を降伏させる方法としてはうってつけだな……」
クレア大尉の推測を聞いたアルフィン皇女は心配そうな表情で真剣な表情をしているアルゼイド子爵と共にエリオットを見つめ
「父ならやりかねん……父は貴族連合の”主宰”になる為にユミルの件のように形振り構わず何らかの手柄を立てようとしていたからな……」
「ユーシス………」
辛そうな表情をしているユーシスをリィンは心配そうな表情で見つめ
「!!ゲ、ゲルドさん!姉さんは……姉さんはどこに連れて行かれたの!?」
目を見開いたエリオットは血相を変えてゲルドを見つめて尋ねた。
「……大きな橋の真ん中にある建物……そこに連れて行かれるのが見えたわ……」
「大きな橋ですって……?」
「橋の中心にある建物……――――!まさか”双龍橋”か!?」
「……第四機甲師団が陣を展開しているのはガレリア要塞跡。領邦軍に拘束されたクレイグ中将の
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