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英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜(閃U篇)
第82話
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してもらう!ただし、ユミルの時にも言ったが絶対に無茶はしないこと!約束できるか!?」

「はいっ……!―――皆様、未熟者ですがエリス・シュバルツァー、これより”Z組”の”協力者”として助力致しますのでよろしくお願いします……!」

ようやく折れたリィンの言葉に頷いたエリスはZ組の面々を見回して頭を下げた。



「えへへ……こちらこそよろしくね。」

「フフッ、エリスさんと共闘するのは初めてですね。」

「オレ達と共に内戦終結に向けて頑張ろう。」

「エリスなら大歓迎。」

「よろしくねー!」

「ハハ……兄妹全員が戦うって、ある意味凄い兄妹だな、シュバルツァー家は。」

エリオットやエマ、ガイウスやフィー、ミリアムは仲間達と共にエリスの加入を歓迎し、マキアスは苦笑し

「確かによく考えたらそうだよな……?」

「しかも3人揃って剣を扱うというのも凄い偶然ですね……」

マキアスの言葉を聞いたトヴァルとクレア大尉は苦笑した。

「えへへ……賑やかになりそうだね♪」

「ハハ……そうだね。」

トワは無邪気な笑顔を浮かべ、ジョルジュは苦笑した。



「さてと。これでレン達の用事も終わった事だし、レン達はそろそろ失礼するわね。」

「あ、待ってください。―――リィンさん、メサイアに会わせてもらえませんか?」

レンが転移魔術を発動しようとしたその時マルギレッタが制止し、リィンを見つめた。

「あ、はい。―――メサイア!」

マルギレッタの言葉に頷いたリィンはメサイアを召喚した。



「お母様……」

マルギレッタと対峙したメサイアは静かな表情でマルギレッタを見つめ

「……驚きました。亜人族である事を除けば転生前のマルギレッタ様の長女であるメサイア様がご成長された姿と瓜二つです。」

「フフッ、凄い偶然ね。」

リ・アネスは驚きの表情でメサイアを見つめ、ルイーネは微笑んだ。



「えっと……ヴァイス様から貴女の事は聞いているわ。―――”初めまして”、メサイア。並行世界とは言え、私の娘にまた会えて嬉しいわ。」

「私も嬉しいです、お母様。その……並行世界だけあって私の知るお母様とは色々と違っていますね。特に私の知るお母様は先程見せた凛々しい姿を生前に見せた事がありませんでしたし。」

マルギレッタに微笑まれたメサイアは苦笑しながら答えた。

「えっと……ちなみに並行世界の”私”はどんな方だったのかしら?ヴァイス様からは並行世界のヴァイス様が私やリ・アネスどころか”三銃士”の方々全員をも妾にした話は聞いているけど……」

(……並行世界の話とは言え、色々と複雑ではないですか?特にルイーネ殿の場合ですと、ギュランドロス殿が………
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