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英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜(閃U篇)
第80話
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い♪」
「そ、それは………………………」
レンに指摘されたアルフィン皇女は言い辛そうな表情で答えを濁したが目を閉じて考え込み、やがて決意の表情になってリィンを見つめた。
「―――リィンさん。」
「は、はい。何でしょうか、殿下。」
「突然で申し訳ありませんが今この場でわたくしをリィンさんの妻の一人として娶って頂けませんか……?」
「そ、それは…………」
「ふえええええっ!?」
「な、ななななななっ!?」
「ま、まさか本当にこの場で……」
「だ、大胆ですわね、アルフィン皇女……」
「!!!!!!!!????」
(私が発案したとはいえ、目の前で兄様へのプロポーズをされると、色々と複雑ね……)
アルフィン皇女の告白にリィンは大量の冷や汗をかいて表情を引き攣らせ、その様子を見ていたトワとアリサは慌て、ジョルジュとセレーネは表情を引き攣らせ、エリスは目を見開いて混乱し、エリゼは疲れた表情をし
「勿論わたくしはリィンさんが今後わたくし以外の他の女性と何人結婚しても受け入れますし、正妻や側室にするのも嫌なら愛人でも構いませんわ!」
「ちょ、ちょっと待ってください!?殿下をそのような扱いにする等殿下―――いえ、エレボニア皇族の方達に失礼すぎます!」
真剣な表情で言ったアルフィン皇女の言葉を聞き、慌て始め
「フッ、ならアルフィンを正妻にしてくれるのかな♪」
「で、殿下!?」
からかいの表情をしたオリヴァルト皇子の言葉を聞くと表情を引き攣らせた。
「リ・ィ・ン〜〜〜〜〜〜??」
「に・い・さ・ま〜〜〜〜〜??」
「お兄様…………わたくし達を正妻にはしてくれないのでしょうか……?」
「……………………」
「う”…………」
「ハア…………自業自得ですよ……」
更に膨大な威圧を纏って微笑むアリサやエリス、不安そうな表情をしているセレーネ、無言でいながらも膨大な威圧を纏って自分を見つめるエリゼに見つめられたリィンは表情を青褪めさせて身体を震わせ、クレア大尉は呆れた表情で溜息を吐き、その様子を見ていたその場にいる全員は大量の冷や汗をかいて表情を引き攣らせた。
「―――お取り込み中悪いけど、忠告を一つしてもいいかしら?」
「え…………」
するとその時呆れた表情をしたレンが制止し、レンの制止の声を聞いたアルフィン皇女は呆けた表情でレンを見つめた。
「救済条約の発案者はレン達―――メンフィルだから、この場でアルフィン皇女とリィンお兄さんが結婚しても文句は言わないし祝福もするけど、もしそれをしてしまったら、これから”第3の風”としてエレボニア東部を廻って活動を始めようとする”Z組”の”後ろ盾”になれな
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