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英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜(閃U篇)
第78話
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ーは真剣な表情をし、ラウラは複雑そうな表情をし

「め、女神様が本当にそのような事を……!?」

アルフィン皇女は表情を青褪めさせた。

「崇めている存在であるエイドス様自身が介入しないのならば、当然七耀教会もエイドス様の意を組んで動かないのでしょうね……」

「クッ……あんなふざけた女神でも、”空の女神”はゼムリアの多くの人々が崇める”女神”。七耀教会―――いや、ゼムリア大陸全土に対して絶大な発言権を持っているのは確かだな……!」

セレーネは重々しい様子を纏い、ユーシスは唇を噛みしめた。



「……本当に”空の女神”がそのような事を言ったのかい?」

「はい……確か”空の女神”御自身は介入する”権限”がないと仰っていました。」

「”介入する権限がない”…………」

「一体どういう意味なんだろう……?」

オリヴァルト皇子の質問に答えたリィンの答えを聞いたアルゼイド子爵とトワは考え込み

「うふふ、元々”空の女神”は”ゼムリア大陸自身”を護る為にゼムリアの地に降臨したのだから、人々の愚かな争いに介入する訳がないでしょう?」

「え…………」

「……その口ぶりだともしかして空の女神と接触して、彼女がゼムリアの地に降り立った理由も聞いたのかい?」

レンの答えを聞いたアルフィン皇女は呆け、オリヴァルト皇子は真剣な表情で尋ねた。



「接触するも何も向こうからメンフィル大使館にいるパパ―――メンフィル大使リウイ・マーシルンを訪ねてきたそうよ?ゼムリア大陸内で活動する為にレン達―――メンフィルに偽の戸籍を作ってもらう為に。」

「ええっ!?」

「め、女神様がメンフィルに!?」

「しかも何故リウイ陛下に……」

レンの説明を聞いたアリサとエリオットは驚き、ガイウスは目を丸くした。



「さあ?それこそ言葉通り”女神のみぞ知る”よ。で、空の女神がレン達―――メンフィルとクロスベルの二大国侵攻について介入しない理由だけど…………『私は本来ならこの時代に存在してはいけない者。この時代の事はこの時代に生きる人々が決める事……それが自然の”理”です。』―――そうパパに伝えたそうよ。」

「!!」

「ほ、”本来ならこの時代に存在してはいけない者”……?」

「まるで自分自身がこの時代にいる存在ではない言い方に聞こえるけど……」

「………………!(まさか……空の女神は”時代を越えて来た”の!?)」

レンの答えを聞いてすぐに事情を察したオリヴァルト皇子は目を見開き、レンの答えの意味がわからなかったマキアスとジョルジュは戸惑い、意味がわかってしまったセリーヌは目を細めた。



「ハハ…………なるほどね。”至宝”が絡んだリベールの”異変”に介入し
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